NISAでSOXLに一括投資した理由と感想文

私はNISAで一攫千金を狙っているので、レバレッジETFを買うことにしています。

今年のNISAで早速買ったのはSOXLという半導体関連銘柄のレバレッジETFです。

一括投資は怖いのですが、ちゃんと遂行出来て今は清々しい気持ちです。

2020年はTECLというテクノロジー系。

2019年はSPXLというS&P500のレバレッジETFです。毎日1単位ずつ買いました。

狙いは、NISAで1,000万円の利益を出すことです。現状はこちら。

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  • 2021:SOXL
  • 2020:TECL
  • 2019:SPXL

となっています。

私はずっと半導体株が気になっています。

半導体株というより半導体装置株です。

以下の4社が半導体装置の4強と言われています。

半導体は様々な製造工程があり、各社強みが異なります。

  1. Applied Materials
  2. ASML
  3. 東京エレクトロン
  4. Lam Research

それぞれの工程のシェアはこちら

製造装置市場にジワリと進出する韓国、ローカルでは独占分野も (2/3) - EE Times Japan

半導体製造工程はこれが分かりやすいです。

イラストで分かる半導体製造工程|半導体業界研究サイト「SEMI FREAKS」

半導体の様々なデータ

数字で見る半導体業界|半導体業界研究サイト「SEMI FREAKS」

半導体関連のレポートはこちらがとても参考になります。

半導体の需要が増えて、設備投資が決まれば、いずれかの装置メーカーに必ず受注がくるようになっているので、売り上げ増に伴う株価上昇を漏らすことがありません。

デバイスメーカーだと当たりはずれはありますが、4強に関して言えば多少のシェアの取り合いはあるものの、需要が増えれば、その分を取り込めるようになっています。

ちょっと調べてみたのですが、半導体製造装置は、それぞれの装置の技術レベルが高いので、ワイドモートを持っています。

この4強の牙城を崩すことは簡単ではありません。実際に中国や韓国の装置メーカーも台頭してきていますが、最先端の技術レベルとなると太刀打ちできないでしょう。

韓国や中国の装置メーカーは、現時点では周回遅れになっているはずで、その差を今後埋めていくのは簡単ではありません。

また、装置メーカーの美味しい所は、装置を納入すればするほど、そのメインテナンスや改造などの保守ビジネスが増えていくことです。

たとえ投資がストップしても装置の稼働が止まることはないので、そのビジネスが底堅く、装置メーカーを支えています。

部品の交換や装置の改造などを含み、東エレクでは「フィールドソリューション(FS)事業」と呼んでいる。新規の装置開発と比べて研究開発費の負担が少なく、利益率が高い。東エレクのFS事業の利益率は非公表だが、市場では「売上総利益率が5割以上の可能性もある」(UBS証券の安井健二氏)とみられている。FS事業の売上高が全社に占める比率は東エレクで27%。AMATやASMLの同様のサービスの売上高比率を上回るものの、ラムリサーチの34%には及ばない。

どうやらこれがボロ過ぎる商売っぽいですね。

同じ記事から「世界4強」の主要指標を引用します。

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利益率かなり高いですね。東京エレクトロンも日本企業としてはずば抜けていて、それが昨今の株高の要因と言えるでしょう。

で、今回投資したSOXLにもこの製造装置株たちがちゃんと含まれています。(東京エレクトロン以外)

比率的にはデバイスメーカー(IntelとかNvidia)の方が圧倒的に多いのですが、これでポジションを取ることはできます。

今後も半導体の需要が増えることは間違いなく、短期的なアップダウンはあるものの5年位のスパンで見れば十分上昇が見込めると判断して、投機しました。

半導体市場は、なかなか興味深いので引き続き研究していきたいと思います。

当たりますように。