コロナで時価総額がどれだけ増大したかランキング

日経新聞を読んでいたら面白い記事があったので紹介します。この一年で世界の主要企業がどのくらい時価総額を拡大させたかについて書かれていました。

新型コロナウイルス下でも金融緩和による投資マネーの勢いは衰えず、世界の主要企業の時価総額が拡大した。米アップルの増加額はこの1年余りで121兆円と、メキシコの名目国内総生産(GDP)を上回る。時価総額が増えた企業を地域別にまとめると、「半導体」「電気自動車(EV)」「コロナ後」の3つのキーワードが浮かぶ。

ランキングを上記記事より転載します。

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どう思いましたか?

まずアメリカの時価総額の拡大規模がけた違いでした。

私は全てのこの上位銘柄全て保有していたのでその恩恵を享受できたのですが、このような機会を逃してしまうととても残念な気持ちになります。

前もって爆増する銘柄予想するのは無理なので、諦めて全部買っておく(VTI)を買うのが賢明です。

エヌビディアが半導体部門では時価総額一位になったそうです。

私はソフトバンクグループを通じて保有しているので嬉しいです。

欧州・中東ではサウジアラムコが時価総額を爆増させていますが、本記事ではスルーされています。率でいったらそこまでではないからでしょうか。

原油価格が上がったことが理由だと思いますが、時価総額でアメリカ勢に太刀打ちできているのはサウジアラムコくらいです。

あと欧州で注目しているのは、ASMLです。

ASMLは半導体のEUV露光装置を独占しており、今後も半導体の成長に伴い時価総額を拡大させ続けるでしょう。

アジア関連では、半導体製造で有名なTSMCが躍進しています。

一方で日本の勢いのなさが心配です。

まさか白酒で有名な貴州茅台酒にぼろ負けしているとは思っていませんでした。。

ソフトバンクグループもトヨタも白酒メーカーに負けているなんて。。

今回のニュースを見て、米国企業と貴州茅台酒に投資をするのが正解だったと改めて思い知らされました。

度数も匂いも遥かにストロングです。

ブドウやドラゴンフルーツ、乳酸飲料を入れたグラスに白酒を注ぐ――。広東省広州市に住む女性の譚さん(31)は新型コロナウイルスの影響で「宅飲み」の機会が増え、自作カクテルにはまっている。よく手に取るのが重慶江小白酒業が製造・販売する「江小白」だ。アルコール度数40度、100ミリリットルで約20元(約300円)と手ごろな価格で若者に人気がある。

コロナ下の家飲み需要で今後も時価総額を伸ばし続けるでしょう。

この記事を読んで私が最も印象に残ったのは白酒でした。