コロナの影響で多くのマラソンが中止になりましたが、第70回別府大分毎日マラソンは開催されるようです。10月1日からエントリーが始まります。
前回大会では自己ベストで完走しました。
ちなみに別府大分マラソン、略して別大はマラソンを3時間30分以内で走るランナーしか出場できません。
■カテゴリー1=申込者全員が参加できる(陸連登録者に限る)
①マラソン2時間30分以内
②30㌔ロードレース1時間40分以内
③ハーフマラソン1時間10分以内
④日本陸上競技連盟、日本実業団陸上競技連合、日本学生陸上競技連合、都道府県陸協の推薦がある者 ⑤主催者が招待する競技者
■カテゴリー2=原則、申込者全員が参加できる(陸連登録者に限る)
①マラソン2時間55分以内
■カテゴリー3=原則、申込者全員が参加できる(陸連登録者に限る)
①マラソン2時間59分59秒以内
②30㌔ロードレース1時間54分以内
③ハーフマラソン1時間17分以内
■カテゴリー4=陸連登録者以外も応募可能
①マラソン3時間30分以内
・定員はカテゴリー1~3の応募者数によって変動します(応募多数の場合は抽選)。
※総定員数4,000人の範囲内で、カテゴリー1~3の応募状況によって決定します。
②大分県民感謝枠男女※第70回記念大会枠
・定員200人(応募多数の場合は抽選)
・エントリー時に大分県に在住であること(RUNNET 登録住所が大分県内であること)
③別大チャレンジ2021優先エントリー権枠男女
・定員50人
・今春、開催されたリモートマラソン大会「別大チャレンジ2021」で完走し、優先エントリー権を獲得した者で、マラソン3時間30分以内の記録保持者
私はカテゴリー3のマラソン2時間59分59秒以内の資格を満たしているので、原則抽選無しで参加できる見込みです。
別大は、タイムによる身分制度が厳格に定められており、カテゴリーによってスタート前の扱いが異なります。
例えば、私は今までカテゴリー4でしたが、待機場所は駐車場で運が良いとバスの中。多くの人は激寒だろうが、雨が降ろうが外で待機しなければなりません。
カテゴリー3になれば、待機場所は室内になる見込みですが、昨今の状況を鑑みどうなるか分かりません。
カテゴリー2と1はよくわからないので、今後の目標とさせていただきます。
ちなみにスタート順も認定タイム順に整列させられるので、前にいる人はタイムが速く、後ろにいる人はタイムが遅いです。
だから前にいる人は年齢関係なく敬語にならざるを得ませんが、後ろの人とは年上の人でもタメ後で大丈夫です。ランナーの世界ではそういうことになっています。
そして、この秩序を守らない不届きものが現れるのですが、そんな愚か者は大会運営者によって容赦なくつまみ出されます。
というか、ゼッケン=タイムみたいなものなので、それが抑止力につながります。
スタート前も周りのゼッケンを見ながら自分が身分不相応な場所にいないか確認するのが普通です。
マラソンにおけるヒエラルキーを可視化した見事な仕組みだと思いました。
さて、最近マラソンの練習があまりできていませんでしたが、別大を目標にできれば、いっきにモチベーションが高まります。
しかし気になるのは、本当にやるのか、という点です。
マラソンやトレイルランのレースで、エントリーを開始して参加費を徴収した後に、レースが中止となることがよくあります。
たまにわざとやっているんじゃないかと思うことすらあります。
もちろん全額返金となれば文句はありませんが、大会運営経費が掛かっているからと一部の返金のみ、または返金なし、ということもあるようです。
だから、レースに参加するかどうかも一種の賭けみたいな状況です。別大も参加料が15,000円に値上げされており、決して安いとは言えない金額です。
また交通手段も宿泊先も早めに抑える必要があり、予約した後にレースが中止となればその損失も大きくなります。
エントリー期限ぎりぎりまでよく検討して決めたいと思います。
今回の出場することになったら、目標は2時間55分切りです。これは別大のカテゴリー2の資格に相当します。
自己ベストが2時間55分位なので、1㎞あたりあと1秒ちょっと縮めればクリアできます。
しかし、これは簡単なように見えて激ムズです。まずは自己ベストが出た水準まで戻さなければいけません。果たして戻せるのか。。
ということで、コロナが収束して今までのようにもっとマラソンが走れるようになることを期待します。私は別大に向けて粛々とトレーニングを積んでいこうと思います。