年末に現金が少し必要になるので、楽天カードで積み立てた投資信託を売却しました。税金を支払うためかと思われるかもしれませんが違います。今回はどのくらいの利益が出たのかとその感想をレポートします。
2020年の3月に株価が暴落した時に始め、ちょうど20か月経ったので100万円の投資となりました。
14か月時点で約31%のリターンが出ていたようです。
で、儲かった金額がこれでした。
約39%の利益を確定しました。
注文をしてから約定するまで3営業日、受け渡しまで3営業日、と現金が手元に来るまで約1週間かかりました。
そして、以下の税金が差っ引かれて口座に入金されました。
- 所得税:59,724円(15.315%)
- 住民税:19,498円(5%)
- 合計:79,222円(20.315%)
誤魔化されていないようです。
感想
- 積立投資の威力は弱い
- 投資信託の現金化には微妙に時間かかる
- 税金を思いのほか取られて悲しかった
- 1万円分の楽天ポイントゲットできた
この楽天カード積立を始めた時の楽天VTIの価格は10000円で売却した時が19,782円なので、約2倍にはなっていますが、積立で時間分散させた結果それが1.4倍ほどに留まりました。
良くも悪くも積立投資の特徴が発揮されたなと思いました。
一方で誰しもあの状況から急回復することは予想できなかったので、その恐怖に打ち勝つ方法が積立であったことも特筆すべき点でしょう。
このまま下がったとしてもたくさん買えるから、まぁこの辺で始めておきますか。
となれたのは積立投資だったからです。
ビビって投資していなかったら1円の利益も得られていない所でした。ということで、積立投資の一定の効力を体感しました。
次に、投資信託の現金化には地味に時間がかかって嫌だな、と思いました。
もちろん、売りたい時に売れるし、時間がかかると言っても1週間ほどなのですが、すぐに現金が欲しいとなると、不都合が生じる可能性があります。
しかし、不動産などのようにいつ売却できるか分からなかったり、売却の手続きも煩雑なことに比べれば、ずっと扱いやすい投資対象だと感じました。スマホでピピピっとやってキャッシュアウトできる資産を持ちたいです。
あとは税金ですね。
分かっていたことではありましたが、いざ税金を支払うとその額の大きさにショックを隠し切れませんでした。
40万円儲かったのはよしとして、そこから8万円も持っていかれてしまいました。
iPhone13miniが買えそうな金額です。
投資を通じて社会に貢献できた喜びももちろんありましたが、iPhone13mini。。。となりました。
やっぱり売却はだめ、絶対。
今私は2500万円近くの含み益を抱えているので、これを売却したら500万円も税金がかかってしまいます。
そんなことしたら失神してしまうかもしれません。
まぁ一部はNISAなので税金かからないんですけどね。ひひひ
あと楽天カード積立だったの1%分のポイントが付きました。一万円也。
ということで、全体で見れば儲かったのでとても良かったのですが、税金とか流動性の点で気づきはありました。
そして、売却はできる限り後ろ倒しにしようという決意をしました。
もちろんいつかは売却するので税金を支払わないといけませんが、長年の夢である香港への海外留学時に売却すれば、非居住者として日本への税金を払わずに済みそうです。
これが私の出口戦略です。
できる限りNISAを使って、海外口座のVTIを育てて、非居住者で利益確定。
もちろん税金を支払って社会に貢献したい気持ちはありますが、まずは自分の夢を実現させる方が大切です。
数百万、数千万となればそのインパクトは計り知れません。
ということで、引き続き株式投資を頑張っていきたいと思います。