レバセミ(SOXL)とレバナス(TQQQ)の年初リターンを比較してみた

今年は株で痛い目に遭っていますが、2022年に投機したレバセミ(SOXL)がどのくらい損をしているのかレバナス(TQQQ)と比較してみました。

巷ではレバナス(レバレッジナスダック)の認知度が高く、レバナスと聞いてピンとくる人は多いと思います。

しかし、レバセミは聞いたことがない人がほとんどではないでしょうか。

なぜなら、レバセミとは私が勝手に名付けたレバレッジセミコンダクターの略称だからです。レバセミは、SOXLを指します。

今回はレバナスのTQQQとレバセミのSOXLの年初リターンを比較してみました。

結論

  • SOXL:72.10 (1/3)→38.61 (2/23) -46.45%
  • TQQQ:85.57 (1/3)→48.88 (2/23) -42.9%

レバセミの勝ち。

ということで、株価急落と共にレバナスが叩かれまくっていますが、私はそれ以上の損を経験しています。

だからレバナスで大損している人の気持ちがわかりますし、何ならもっと損をしているので慰めてもらいたいくらいです。

私の目的は、NISAでレバレッジETFに投機して5年後どうなるかを確かめること(副題:老後2000万円問題はNISAで解決できるか)なので、大損してもそれはそれで有意義な結果と言えるかもしれません。

損しても全部で600万円ですし、その600万円分位の損失は既に経験済みです。

大儲けの可能性も秘めていますが、今回の結果の通り、一か月ちょっとで資産が半減することもあります。

私の場合は、SOXLを年初の73.5ドルの最高値で購入したので、終値ベースの上記のデータよりさらに損をしていて悲しいです。

前もってデータを見てそのくらいの可能性はあるよね、、と思っていてもいざ自分が経験してみるとその攻撃力に縮み上がります。

私は特別な訓練を積んでいるので耐えることができますが、精神の崩壊とは常に隣りあわせです。

この経験を通じて、人間レベルにレバレッジETFの動きを予測することは困難であり、さらにその値動きに耐えることはさらに難しいということがわかりました。

改めてVTI一本ポートフォリオはシンプルかつエレガントで魅力的に思えてきます。この実験が終えたら、VTIに集約して余生を送ろうと考えています。

もちろん、今後もレバレッジNISA実験は続きます。

来年がラストの投機チャンスとなるので、2023年にNISAで投機してあとはその行く末を暖かく見守るつもりです。

2024年以降の新NISAの戦略は鋭意検討中です。

レバナスで大損している人も多いと思いますが、私はレバセミでもっと損をしているので安心してください。

将来レバセミが一発当てることを信じて引き続き投機を続けます。

当たりますように。