ケンブリッジ英検のAdvanced(CAE)を受験してきたのでレポートを配信いたします。ご査収の程よろしくお願い申し上げます。
前回CAEの感想と結果
前回のCPEの感想と結果はこちら
私はCPEもCAEもGrade Cを取ったことがありますが、今回のCAEは再び測定不能を出しそうな位やばいです。(毎回言っている)
公式問題集より本番の試験の方が難しいと感じるのですが、だれかケンブリッジ英検が難化していないか分析してください。
さて、今回の受験会場は前回の二回とはまた別の会場でした。
スケジュール
- 8:55 集合
- 8:55~10:45 説明 / Reading and Use of English
- 10:53~12:30 説明 / Writing
- 12:38~13:30 説明 / Listening
- 13:30~ 受験者シート記入 記入後、休憩時間
- 14:30~ Speaking
今回びっくりしたのは、会場に着いたらその大半が女子高生だったことです。
間違えてPETにでも申し込んだかと思いましたが、間違いなくCAEの会場だったので、おじさんは言葉を失ってしまいました。
「お、お嬢ちゃんたち、、どこから来たの、、?」
どうやら学校で申し込んだようで、みんな知り合い同士で楽しそうにおしゃべりしてました。このアウェイな雰囲気の中、私は一刻も早く帰りたくなっていました。
試験が始まり、時が経つにつれて、その思いは一層強くなっていくのでした。
リーディング
Part1~4までを20分、Part5~8を70分の時間配分で行く戦術でした。
しかし、Part1~4までで25分以上かけ、後半の長文も練習以上に時間をかけてしまいました。今振り返ってみると、全く前回と同じ展開であることに気が付きました。
先程も申し上げた通り、Part1~4は公式問題集より難しいと思いました。
それとも私が本番に弱すぎるのか。
本番に弱い可能性の方が高そうですが、いつもなら20分位で全部終わり、書けない問題は1~2問位なのに、本番では3~4問位わからないものがあったので困りました。
わからないものはすぐにあきらめればいいのですが、往生際が悪く、余計に時間を浪費してしまいました。UoEは諦めが肝心。
時間をかけた意味が全くありませんでしたが、サンクコストについて学ぶ良い機会となりました。
読解は、Part5→6→8→7と残り時間を最難関のPart7に割く戦略で挑みました。
しかし、前半に時間を浪費したため、最難関のPart7の時間が最少になるというトラブルが発生しました。背水の陣です。
Part7の内容は、私が敬愛する超長距離ランナーのスコット・ジュレクが出てきたので、これはもう勝ち戦かと思いましたが、一転して脳と身体の動きに関する込み入った話になってしまったので、ダメになりました。
最後は時間切れでフィニッシュです。
Part8の話も私の興味のある記憶に関する話でしたが、どうしても2問位は何回読んでも見当たらない設問があるんですよね。。
希望得点:180点(測定不能リスクあり)
ライティング
必修問題は、与えられたテーマに対して3つのポイントから2つを選んで220~260語で論じる問題です。
気になったのは、CAEの公式問題集ではexplain which XXX you think is more effective...のように「どちらの方がより効果的か」という問いがあったのですが、実際の問題ではそれがなかったように見えたことです。
justify your opinionのような文言だけだったような気がします。ちょっと問題形式が少し変わったのかもしれません。
念のためライティングの問題はよく読みましょう。
選択問題はレビューをチョイスし、いつも通り謎の内容をこしらえて、何とか文字数を埋めた感じです。
前回は謎の内容で183点だったので、190点位いただけたら嬉しいです。
希望得点:190点
リスニング
相変わらず全く自身が持てず、特にPart4が難しかったです。
Part1〜Part3の放送中では、最後の問題に差し掛かると、ページを繰る音が女子高生の方から聞こえてきて本当に怖かったです。
TOEICでは問題先読みで速く解答できることがありますが、ケンブリッジ英検でそんなことしている人たちは初めてでした。
え?もう答え言っちゃったの?
とめちゃくちゃ不安になり、常に情緒不安定でした。
CPEとCAEのリスニングの難易度の違いが僕にはよくわかりません。
希望得点:180点(測定不能可能性あり)
スピーキング
大体いつも地蔵になっていたので今回は積極的に行くことを目標にしました。
結果、積極的に自爆しました。
パートナーの方がその屍を拾ってくれたので感謝しています。私が特攻している間にパートナーの方の役には立ったようなのでよかったです。
その積極性を面接官も評価してくれることを祈っています。
写真見て答える問題は地味にむずくて本当に苦手です。「知らんがな」といいたくなるような問題ばかりですが、これから頑張って対策しようと思います。
希望得点:175点
ということで、今回は全然だめだったので受験しなかったことにしようかと思いましたが、このメモが将来の自分や今後ケンブリッジ英検を受けようとするみなさまの参考になるかと思い、筆を執りました。
ケンブリッジ英検を受験した後は、毎回打ちのめされて悲しくなります。
しかし、一週間もすればその悔しさと悲しみが発酵されて学習意欲へと繋がってくるはずです。多分ね。
それなりに勉強してきたはずなんだけどなぁ、、、
またぼちぼち頑張るか。的なね。
外国語学習はそんな簡単にはうまくいきません。
だからこそ面白いのです。やめられないのです。
みなさんもきっとそうでしょう。