三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

「ランダムウォークを超えて勝つための株式投資の思考法と戦略」の感想文

ランダムウォークを超えて勝つための 株式投資の思考法と戦略を読みましたので感想文をお届けします。

本書では、株式の基本を押さえることから始まり、投資家が陥りやすい誤解や思い込みについて説明した後、インデックスファンドの積立投資の重要性を説きます。

長期分散投資を基本に据え、さらにリターンを増やすためのアドバイスが書かれています。

本書の良い点は、株式投資の初心者向けにもかかわらず、ファイナンスの理論的な部分にも触れられている点です。

その理論に基づいて説明されているので内容に説得力があります。例えば、モダンポートフォリオ理論とファーマ=フレンチの3ファクターモデルをベースにした投資理論について触れ、長期分散投資+αのリターンについて説明しています。

株式投資についてある程度学んだことがある人ならほとんどは知っている知識かもしれませんが、理論的なことを整理するのに良い内容となっています。

まとめると、インデックスファンドで長期分散投資をしつつ、個別株を選定するときに重要なファクターに注意すれば、もっとリターンを得られるかも。という内容でした。

興味がある方はぜひ読んでみてください。

ところで、私は田渕直也さんの本を愛読しており、これまで以下の本を読みました。

株式投資をする際に金融の知識は必要だと思っており、金融知識を身に着けるのに最適な本でした。

巷で紹介されている株式投資の本を読むだけではなく、金融の知識も身につけましょう。

これは株式投資に特化した内容で特にランダムウォーク理論と行動ファイナンスについての基本書です。2005年に出版されたものですが、理論的な部分は変わらないので全く問題なく読めます。

ファイナンス理論に興味があり、体系的に学習したい方には本書をおすすめします。トービンの分離定理が私のお気に入りです。

本書を読めば100年分の投資理論が体系的に一気にわかります。

初心者の方は以下の順番で読んでおくと、株式投資とファイナンス理論の基本が理解できるでしょう。

  1. [新版]この1冊ですべてわかる 金融の基本
  2. ランダムウォークを超えて勝つための 株式投資の思考法と戦略
  3. 図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて
  4. ファイナンス理論全史――儲けの法則と相場の本質

あとは株式投資の基本を押さえるにはこの本もおすすめです。

いずれも時間が経っても色あせない良書です。株式投資に興味がある方は一読をおすすめします。