三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

英語の復文勉強法を試してみる

みなさんは「復文」という勉強法をご存じでしょうか。「復文」とは、江戸時代から伝わる書き下し文から漢文の原文を復元する学習方法で、これを英語に応用しても効果があるらしいのです。

その教えを説いている本がこれです。

どのようにやるのか本書から引用します。

  1. 英文を日本語に訳して答え合わせをする
  2. 日本語訳を見て元の英文を復元し、答え合わせをする

これだけです。

本書では文法の基礎が学べる基本例文を学習した後、発展例文に取り組む二段階の構成になっています。

上級者の方にとって、最初の方は退屈かもしれませんが、発展例文はそこそこレベルが高い英作文が収録されています。

出典はセンター試験からでなかなかやりごたえがありそうです。

復文は英文と和訳(翻訳)、そして紙と万年筆があればいつでもどこでもできます。

本書でも紹介されていますが、「The Japan Times Alpha Online」では毎週1記事とその和訳が無料公開されているので、慣れてきたら自分に合った題材を選ぶとよいでしょう。

自分の興味やレベルに応じた題材を選べば、楽しみながらより高い負荷をかけることも可能です。

私は村上春樹の小説を復文してみようかしら。

"There is always, as I said, only one reality," the driver repeated slowly, as if underlining an important passage in a book.

「現実はいつだってひとつしかありません」、書物の大事な一説にアンダーラインを引くように、運転手はゆっくりと繰り返した。

いや、これかなり面白そうな気がしてきましたよ。

復文は、英語の表現の幅を広げたい人、翻訳の勉強をしたい人にもぴったりな勉強法ではないでしょうか。

ところで、世の中には様々な勉強法があって、ある人にとって良い勉強法が必ずしも別の人にとって有効とは限りません。

時には他人の勉強方法を批判するような人も見受けられます。確かに、もっと効率的な外国語の勉強法もあるのかもしれません。

しかし、たとえどんな勉強方法であったとしても地道な継続なしには外国語を習得することはできません。

もしかしたらもっと良い勉強方法はあるかもしれない、、

そう思っていろいろな方法を試してみたくなりますが、英語を読んだり、書いたり、聞いたり、話したり、していればどのような方法であったとしても勉強になっているはずです。

もっと大事なのは、勉強する時間をより多く確保することです。

そのために自分にとって続けやすい勉強方法を見つけ、それを習慣化することが大切です。

新しい英語学習本が次から次へと出てきて翻弄されますが、年単位で継続できる学習習慣をどうにかして身に着けたいものです。

これから少しずつ復文を試してみます。