NHKの新しい連続テレビ小説「なつぞら」を見ていますが、仲間たちがたくさん出ていることもあり、久々にはまっています。
始まったばかりなので、まだ間に合いますよ。
1週間分が5分で見れるダイジェストです。
どこまでも続く草原の丘で、北海道・十勝の風景を描く奥原なつ(広瀬すず)。昭和21年初夏、なつ(粟野咲莉)は9歳の時、亡き父の戦友だった柴田剛男(藤木直人)に引き取られて十勝にやってきた。妻・富士子(松嶋菜々子)は我が子としてなつを受け入れようする一方、富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄)は働き手にもならないとなつに冷たくあたる。しかし、子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を溶かしていく。
第一週の名言は第4回の以下のシーンです。
普段は厳しい柴田泰樹(草刈正雄)がなつとアイスクリームを食べるシーンです。
俺たちは何でも我慢せずに言い合う。
そうじゃなければ開拓の辛さも冬には零下30度を越す寒さにも耐えきれんかった。
言い合える相手がいるだけで人は恵まれとる。
はよ、食べ。
はい。
うまいか?
はい、美味しいです。甘い。すごく美味しいです。
うちのものには内緒だぞ。ふっふっふっ
それはお前が絞った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。
はい。
ちゃんと働けば必ずいつか報われる日が来る。
報われなければ、働き方が悪いか、働かせるものが悪いんだ。
そんなとこはとっとと逃げだしゃいいんだ。
だが一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思って生きることじゃ。人は人をあてにするものを助けたりはせん。
逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるものだ。
お前はこの数日ほんとによく働いた。
そのアイスクリームはお前の力で得たものだ。
お前なら大丈夫だ。
だからもう無理に笑うことはない。謝ることもない。お前は堂々としてろ。
堂々とここで生きろ。
はよ、食べ。
東京の兄に会いたいと、家出したなつを富士子や剛男は、懸命に探す。一方、帯広にたどり着いたなつは警察に保護されたが、そこからも逃げだし、行き場を失っていた。ようやくなつを見つけた柴田家のみんなは、なつを抱きしめ、ずっとそばにいると誓う。柴田家の子として再び暮らし始めたなつは、泰樹の夢であるバターづくりを教えられる。そしてさらに将来につながる、大きな「夢」と出会うことになる。
第二週目の名言は、柴田泰樹(草刈正雄)が家出をしたなつについて語るシーンです。
怒りなんてものはとっくに通り越してるよ
怒る前にあの子は諦めとる。
諦めるしかなかったんだ。
それしか生きる術がなかったんじゃ。
あの年で。
怒れるものはまだ幸せだ。
自分の幸せを守るために人は怒る。
今のあの子にはそれもない。
争いごとを嫌ってあの子は怒ることができなくなった。
まぁドラマ見てないとこの感動はわからないでしょうね。泰樹の名言がやばいです。涙が出てきます。
NHKオンデマンドで期間限定で無料配信しているものもあるようです。興味がある方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。以下は普通のリンクです。