私は昨年の4月に米国個別株の取引を始めました。もうまもなくダウの犬を入れ替える節目となる一年が経とうとしています。
今のポートフォリオになる前はVTやVWOやVDEやVDCなどのETFを保有していました。しかし、これらへの投資はあまりにも退屈なのと、自分ならインデックスを凌駕できるのではないかというスケベ心からつい個別株に手を出してしまったのです。
個別株とはいってもダウに採用されている高配当銘柄と英国ADRの組み合わせです。比較的ディフェンシブなポートフォリオなので、一つの銘柄を除いてはそこまで激しい値動きをしていません。よくも悪くも安定しています。そう、一つの銘柄を除いては。
でもコスパを追究するならば、やはりインデックスETFで良いのではないかというお話です。こちらをご覧ください。
リターン比較
- オリジナルポートフォリオ 3.20%
- ダウの子犬 5.39%
- VTI 17.53%
- VOO 17.69%
- Dow 21.20%
一目瞭然。
この一年で最もパフォーマンスが良かったのはダウ平均だったというオチです。しかも圧倒的大差。私のオリジナルのポートフォリオと10数パーセントの差があるわけです。大人しくVTIを買っていれば、軽く今より100万は資産が多かったことになります。個別株のドキドキワクワクに100万円はちょっと代償が大きすぎる。
まぁそうなることは覚悟していました。ただまだ一年経っただけなので、もしかしたら今年は私のオリジナルポートフォリオがダウを圧倒する可能性もあります。それでも長期に渡ってインデックスを凌駕する理由は当然どこにもありません。インデックスにすれば個別株の一挙手一投足にきゃあきゃあ言わなくて済むのでもっと楽に生きていけるかもしれません。
ならばいっそのこと個別株を売却してVTI一本戦略を取ろうかと悩み始めました。もちろん、個別株投資も面白いし、勉強になることは多いです。毎晩ドキドキワクワクします。しかし、私は何のために投資をしているのか。
お金を効率的に増やすことを目指すのであれば、必ずしもドキドキワクワクする必要はありません。逆にエンターテイメント性を求めるなら、もっと割り切ってやった方が楽しいと思います。
揺れる想いです。
もうしばらく様子を見てみようかと思いますが、やはりインデックス投資は手堅い投資方法なんだと身をもって感じる今日この頃です。