稼ぐ人が実践している お金のPDCAという本を読みました。お金持ちを目指しているならば、この本に書かれていることは頭に入れておく必要があります。
本書の内容は一言で言うと、損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)で自分の資産を管理せよ、というものです。
自分の資産や家計をP/LやB/Sで管理しようという考え方はそこまで斬新な考え方ではありません。
しかし、本書は内容がとても具体的で分かりやすく、最近の社会動向を反映しているので新しい発見もありました。
私もこのことを意識して日々活動しているつもりです。
収入を増やしてくれる資本をいかに増やすか。
ちゃんと毎日資本を増やすことに時間を使えているだろうか。
私が今実践しているのは次のことです。
- 全財産を米国株に投じる。
- ブログを書く。
- メルカリでいろんなものを売ってみる。
- サラリーマンをしてみる。
- 友人の会社に出資してみる。
- 世界中のウルトラトレイルレースに出る。
これらの活動はいずれもB/Sにおける資産の部を増やす試みです。すなわち、将来P/Lの収益を増やすことにつながると考えています。
株式投資は分かりやすいですね。株の値上がり益や配当が収益となるからです。
ブログを書くことで収入を得ることもできるので、ブログも資産としてみなすことができます。
また、ブログは文章を書くことを学ぶという側面もあります。ブログを通じて読者を惹きつける技術を身につければ、そのスキルで将来お金を稼げるかもしれません。これも立派な人的資本になりえます。
では、メルカリは資産とどのような関係があるのでしょうか。
最近気づき始めたのですが、メルカリのおかげで身の回りのあらゆるものが資産になることが分かってきました。
稼ぐ人が実践している お金のPDCAにもまさに同じことが書かれていたので引用します。
近年、メルカリやヤフーオークションなどセカンダリーマーケットが急成長しているおかげで、B/Sの中にある売却可能資産が増える可能性があります。
つまり、メルカリなどのプラットフォームをうまく活用することができれば、資産が増えるかもしれないのです。他にも自分の持ち物をシェアすることで収入を得ることもできますね。
この社会の変化は日々の買い物にも影響を与えます。
例えば、高額なものを買う時にもそれが売りやすいものか、価値が下がりにくいものか(または将来価値が上がる可能性があるか)、それを保有することで収入が得られるかということを意識するようになるのです。
つまり、資産として価値があるかどうかを考える習慣が身につきます。
だからこそ自分のB/SやP/Lを作成し、それらを可視化することが大事です。どのようなものが自分にとっての資産になりうるかについて再考させてくれました。
自分自身を会社に喩えてB/SとP/Lを作成してみてはいかがでしょうか。これをうまく活用できるようになれば、自分がお金持ちになれるだけでなく、立派な経営者にもなれることでしょう。