貯金3000万円の作り方

今回は、サラリーマンが10年位で貯金3000万円を作る方法をお伝えします。

その方法は以下の通りです。

  • 給料の良い会社に勤める
  • 無駄遣いを減らす
  • 家賃をできる限り払わない
  • 転勤や海外出向をする
  • 株式投資をする(全米や全世界)

お金を増やすのに裏技はありません。

  1. 収入を増やし
  2. 支出を減らし
  3. 投資利回りを上げる

これでお金は増えていきます。

上に挙げた方法もこの3つのいずれかに当てはまります。

これができれば、あなたのお金は3000万円どころか、5000万円、1億円へと際限なく増えていくのです。

問題は、自分がどれほど上記ルールを適用できるかです。

一つずつ見てみましょう。

 

給料が良い会社に勤めた方が得なのは言うまでもありませんが、手当や今後の昇給も含めた総合的な評価をすべきです。

月給が高く見えてもボーナスが少なかったり、逆に給与が少なくても様々な手当が充実していたりすることもあるかもしれません。

収入が多いに越したことはないので、手元にお金がたくさん残る会社を選びましょう。

次に無駄な出費をできる限り減らします。

社会人序盤では人間関係作りで出費が嵩んだり、新しいことに挑戦してみたり、いろいろとお金がかかるものです。

それをすべてゼロにしろとは言いませんが、ほどほどに抑えて貯金や投資に回すべきです。

今は少ないかもしれませんが、無駄な飲み会は早い段階で見極め、ゴルフも極力行かないようにしましょう。

特にサラリーマンのゴルフは極めて危険で、あなたの時間とお金を容赦なく毟り取っていきます。ゴルフが趣味なのは悪くありませんが、会社を絡めずにひっそり楽しむことをおすすめします。

また、家賃を払わないで済む方法を探すことも大切です。

なぜなら、多くの場合、支出の大半が家賃になるからです。家賃を払わなければその分多くのお金を貯めることができます。

例えば、実家に住み続ける可能性、会社の家賃負担、海外出向による家賃手当などを検討してみてください。

家賃を自己負担するかしないかは、今後の資産形成に大きな影響を及ぼします。とても大切なポイントだと思います。

家賃と重複しますが、転勤や海外出向はお金を増やす格好のチャンスです。

なぜなら、様々な手当てがつくことが多く、収入を増やせるからです。

先に述べた通り、家賃を抑えられるだけでなく、給与にも何かしらの手当てがついて収入増につながります。

しかし、気を付けなければならないのは、転勤先や出向先でお金を使い過ぎないようにすることです。

もちろん、部下が増えて飲み会の出費が多くなったりするかもしれませんが、手当で浮いたお金をそのまま使ってしまっては全く意味がありません。

増えた収入を貯金や投資に回して、初めて意味があるのです。

 

最後に、余ったお金を投資に回します。

私が個人的に良いと思うのは、全米株や全世界に投資ができる投資信託やETFをどんどん買っていくことです。

これが私の資産形成に最も効きました(もちろん元手がないと意味がない)。

短期間では結果が出にくいかもしれませんが、10年位続けていればそれなりにリターンが生まれます。(この10年間は特に良かった)

もちろん今後10年間がどうなるかは分かりませんが、もう少し長い期間をとれば、貯金や債券に投資するよりも良い利回りになったことが過去のデータで示されています。

株式投資 第4版

株式投資 第4版

 

投資に慣れるという観点からもできる限り早い段階で投資を始め、余剰資金をできる限り早く世界経済に投じていくことをおすすめします。

いかがでしたか?

サラリーマンが貯金3000万円を作る方法を説明しました。実際こんな感じで3000万円を作りました。

え?それだと資産3000万円じゃないかって?

もし貯金3000万円にこだわるなら、手元に3000万円が残るように資産を売却してください。

もう一度ポイントを整理します。

最後の投資が資産を急速に増やすのに特に大切です。

  • 給料の良い会社に勤める
  • 無駄遣いを減らす
  • 家賃をできる限り払わない
  • 転勤や海外出向をする
  • 株式投資をする(全米や全世界)

若い時に貯金なんかしないで、別のことにお金を使え、という考え方ももちろん理解できます。

貯金をしたり、投資をしたりするよりも有意義な使い方もあるはずだからです。

しかし、それはお金をある程度貯めてからでもできることではないでしょうか。

30代でまとまったお金があると、精神的に楽になります。サラリーマンを続けてみてもいいし、それが疲れたなら少しスローダウンして生きることも可能です。

お金の使い方は人それぞれですから、自分の価値観を押し付けてはいけません。

しかし、若い時のお金がとても価値があることを知っておくべきです。

それを自分の納得のいく形で使えるようになれれば、どんな使い方でも人生は豊かになると私は信じています。