このブログでは、ダウの1000ドル毎の節目を記録しています。
前回はこちら
日経新聞の記事を引用しておきます。
24日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が一時、史上初となる3万ドルを付けた。米政権の移行作業が始まったことを好感し、幅広い銘柄が買われている。新型コロナウイルスの感染が拡大しているが、ワクチン開発も進展し、景気敏感株を中心に買う動きが勢いづいている。
VTIのチャートはこんな感じです。
30000ドル時点での気になっている銘柄の株価は以下の通りです。
括弧は29000ドル時点の株価です。
- VTI:187.59USD (166.91USD)
- SPXL:65.70USD (69.87USD)
- TECL:334.16USD (269.64USD)
- VOO:333.74USD (301.51USD)
- VT:89.47USD (82.24USD)
- SOXL:382.33USD (283.15USD)
一つだけおかしいのがあることに気が付きましたか。
なんとSPXLだけはダウが1000ドルも株価が上がっているにも関わらず、株価が下がっているのです。
とんでもない事実を発見してしまいました。
これショッキング過ぎませんか。
私の記録ミスかもしれないと思って念のためチェックしてみました。
はい、どうやら本当っぽいです。
ということで、レバレッジETFは急落には弱いので注意してください。
さて、ついにダウが30000ドルに達したということで感慨深いものがあります。
なぜならここまで辿り着くのは簡単ではなかったからです。
今まで節目毎に私はその時の気持ちを書き綴ってきました。
でもさすがにそろそろ高値だよね、調整が入るのではなかろうか。売り時か。というさまざまな邪念が31歳サラリーマンに襲い掛かってきます。
投資本を読んでいると「自分のリスク許容度を把握しましょう」というのをよく目にします。しかし、これは自分で投資をしてみないとわからないというのが持論です。
3万ドルと言わず、5万ドルくらいまで早く行っておくれ。
まるで最高到達点が見えないジェットコースターに乗っているような気分です。もうすぐ急降下が始まるのか、まだまだ上がっていくのか。最高到達地点が見えないジェットコースターほどエキサイティングなものはありません。
過去を振り返ると、いつくるとも分からない急落に怯えつつも上昇を続けるダウに陶酔して我を忘れている私がいますね。
これひたすら続けていったら一つの作品ができそうです。全財産を米国株に投じると何が起こるのか。何を思うのか。このブログを読めばその詳細が分かるというわけです。株価変動に伴う人間模様を描く。
今後もこれまで以上の大きな下落に見舞われることもあるでしょうが、それでも耐えましょう。それができれば明るい未来が待ち受けている。そう信じています。
まぁ長期保有の難しさが徐々に分かってきたところです。結構アップダウンがあるので、下がる度に、ああぁぁぁ、という気持ちになります。
それでもそういう、ああぁぁぁ、を乗り越えていくたびにレベルは上がっていっている気がします。何のレベルか知らんけど。
株をつかんで離さない、ただそれだけなのですが、過去の記録はその難易度の高さを示しています。
知力、体力、集中力、忍耐力、そして、センスオブユーモア。
これらすべてを総動員して取りかかる。
それが長期保有の心構えであることを学びました。
いかがでしたか?
こうして振り返ると、我ながら名言ばかりだなと感心しています。
株式投資は、メンタルが重要であるとの結論にようやく辿り着きました。
長年かけて積み上げたものを一瞬で壊されても微動だにせず「諸行無常の響きあり」と呟ける強さ。
そして、ゼロから、いやマイナスから、株を粛々と積み上げ始めるレジリエンス。
気づいた頃には、ダウが30000ドルを超えているというわけです。
しかし、これがいかに難しいか。
この難行に耐えうるかどうかは、先天的素養が大きく関わっているかもしれません。
できる人はできるし、できない人はできない。
基本的に危険を察知したら人はすぐに逃げるようにプログラムされていますから、それに少しバグが加わってる人の方が株では有利なのかもしれません。
つまり、株式投資で儲けられる人は少しバグっているということでしょうか。
まぁ私はバグってますが、なかなか真理をついていると思います。
想像してみてください。
4年間売らずに積み重ねてきた1,000万円の含み益。
それが一瞬で-100万円とかになるのです。
そこで平常心を保って呟きます。
「諸行無常の響きあり」
もはや日々の急落は修業です。
その修行を完遂して初めて億万長者の称号を得ることができる。
決して手放すな。
ともに耐えましょう。
そして億万長者になろうではありませんか。