最近スーツにはまっています。海外ドラマのスーツもそうですが、実際に着るスーツにも興味があって勉強しています。
スーツを着る機会がほとんどないのにスーツにはまるというこの皮肉。
人生そんなものでしょう。
なぜスーツにはまったかというと、海外ドラマのスーツに出てるハーヴィースペクターのスーツ姿がとてもかっこよかったからです。
そこで、ハーヴィーが来ているスーツを調べてみたところ、それはトムフォードであることがわかりました。
トムフォードといえば、007のジェームズボンド(ダニエル・クレイグ)も着用していたことで知られています。
僕は一時期ジェームズボンドにあこがれていたので、彼の真似をしようと、オメガのシーマスターアクアテラ、クロケットアンドジョーンズの革靴を手に入れ、あとトムフォードのスーツさえ揃えば、ジェームズボンドが完成というリーチがかかった状態にありました。
しかし、トムフォードのスーツは軽く50万円くらいするので、その偉大なる一歩を踏み出せず、オメガは売却してブループラネットを買ってしまうし、どんどんジェームズボンドから遠ざかってしまったのです。
今からもう一回始めると、オメガのシーマスターとトムフォードで軽く100万円はかかります。
全財産をかき集めれば買えないことはないですが、いまさらジェームズボンドになったところで、行先は松屋かコンビニくらいです。
たしかにその装備で松屋というのも面白いですが、果たしてその価値があるかは冷静に検討してみる必要があるでしょう。
なので、まずはトムフォードまでいかなくともよいスーツを一着手に入れること見据え、スーツについて勉強することにしました。
思い返せばこれまでスーツのことを知ろうとしていませんでした。
なぜならスーツ=社畜的なイメージが強すぎて、アナフィラキシーショックを起こす恐れがあったからです。スーツ=ハーヴィースペクターの今なら大丈夫です。
ところでスーツといえば、青山とか青木とかコナカとかはるやまを思い浮かべますよね。
みんな普通の人の名前じゃねえか、というのは置いておいてこの辺りが紳士服のメジャーどころという認識です。
えっ?そんなところで買っていない?
SUIT COMPANYやSUIT SELECTでシュッとしたコスパがいいスーツを買ったことはありませんか?
それも青山とコナカなんですよね。
最近知ったんですけど、スーツカンパニーって青山商事です。つまり、洋服の青山もスーツカンパニーも同じ会社が運営しています。
SUIT SELECTならコナカです。P.S.F.Aは、はるやま商事。スーツのAOKIはORIHICAを運営しています。
まとめるとこうなります。
- 青山商事:THE SUIT COMPANY, UNIVERSAL LANGUAGE
- コナカ:SUIT SELECT
- はるやま商事:P.S.F.A
- AOKI:ORIHICA
昔ながら?の紳士服は見事に名前を変えて、我々の生活の中に溶け込んでいたのです。私はこのことを全く知らなかったので後頭部を鈍器で殴られたような衝撃を覚えました。
特筆すべきは、青山商事です。
ダイソーとかミスターミニットも手掛けています。特に最近東京の地下鉄とかでミスターミニットで並んでいる人を良く見かけたので気になってたんです。あれ、青山商事によって運営されていたんですね。
まだスーツを勉強し始めたばかりなのですが、どうやら良い生地を選ぶことが大切なようです。
だから、ネットでスーツの生地の勉強をして、アマゾンプライムの無料雑誌で最新情報を集めています。
そして、スーツ屋に行っては、勉強したばかりの知識をひけらかすことで、知識定着と確認、最新情報の収集を図っています。
やはりこの世界も奥深いです。
そして、良いものはやはり良いということがわかり始めてきました。洋服の青山でも生地さえいいものを選べば、良いスーツが買えます。
節約生活も大事ですが、たまには上質のものをほんの少し取り入れてみるのもよいでしょう。お金は減りますが、世界は広がります。