私は意識高い系なので、The Economistを定期購読して英語の勉強をしていますが、内容が難しく全くスラスラ読めません。そこでどのくらいの速度がネイティブレベルなのか調べてみました。
結論は、ざっくり250wpm位です。
つまり、ネイティブの人たちは、The Economist を1分間に250wordsのスピードで読んでいるようです。
ご存じの方も多いとは思いますが、wpm という指標があります。
これはWord Per Minuteの略称で、1分間に読める単語数を表します。
例えば、1分で100words読めたら、wpmは100となります。
この指標を使ってThe Economistを読む人のWPMを測定します。
どうやって測定するのか。
もちろんネイティブの読者に一人一人聞くわけにもいかないので、記事毎に記載されている"2 min read"という読み終わるのに必要な時間を参考にしてみることにしました。
記事のタイトルの下の方にあるやつです。
この記事は約2分間で読めることを意味します。
つまり、この記事の語数を2で割ってあげれば、想定されるwpmが導けるはずです。
早速いくつかの記事で調べてみました。
3min read, 732 words, 244wpm
3min read, 829 words, 276wpm
3min read, 716 words, 239wpm
4min read 1031words, 258wpm
7min read, 1871words, 261wpm
サンプル数は少ないですが、239~276wordsということでざっくり250wpm位かな、という結論となりました。
自分のwpmを測定してみたい方は以下のサイトで確認できるので試してみてください。
私の場合、難関私大レベルでも230wpm位はいけるらしいのですが、The Economistになると圧倒的に遅くなります。
その理由は、単語が難しいのと記事によっては背景知識が必要なものもあるからです。
ネットで調べてみると、ネイティブの平均wpmが250位らしいので、The Economistも大体そのくらいを目安にしていると思われます。
しかし、日本人がThe Economistを1分間に250words読むのはかなり厳しいものがあります。
速く読んでも意味が分かってなかったら意味ないですし、速く読めばいいというわけでもありません。
それでもいつかはネイティブと同じ位速く、正確に英文を読めたらいいなぁ、と思うのでした。