「ザリガニの鳴くところ」(Where the crawdads sing)が映画化された

「ザリガニの鳴くところ」という世界的ベストセラーがあるのですが、この小説が映画化されたことを最近知りました。

私はその小説の存在を知ってはいるのですが、まだ読んでいません。

英語の電子版をセールで100円位で買い、紀伊國屋で紙の洋書をセールで400円で購入して読む準備だけは整えているところです。

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。

このニュースを、The EconomistのWorld in briefで知りました。

そして何よりも私を驚かせたのは、Kya役がDaisy Edgar-Jones(デイジーエドガージョーンズ)だったことです。

みなさんはご存知ないかもしれませんが、Normal Peopleのドラマで私が一目惚れしたマリアン役の彼女が「ザリガニの鳴くところ」で大抜擢されていたのです。

先見の明がありました。

この記事でも書きましたが、Normal Peopleではかなりセクシーなシーンがあるのでそれをみたい方は、Normal Peopleのドラマを見ることをお勧めします。

「ザリガニの鳴くところ」映画版の広告はこちら

日本公開は未定なのでいつ見れるようになるかはわかりませんが、今読んでいる洋書が終わったら次にチャレンジしてみようと思います。

さて、話は変わりますが、小説を洋書で読むのはとても難しいと感じています。

もちろん、小説にもよると思いますが、今読んでいるスティーブンキングの小説は私にとってかなり難しいです。

分からない単語はどんどん出てくるし、読み始めは設定を理解するのに時間を要することがあります。

特に難しいのが会話文です。句動詞やイディオムのような表現がたくさん出てくるし、背景知識を知らないと理解できないような表現がたくさんあるからです。

そこでふと思ったのは、映画の英語が理解できない理由の一つは、このような句動詞やイディオムが理解できていないからではないか、と言うことです。

日常会話で使われるような表現を知らないと映画の会話を理解するのは困難だと思いました。

日本では、本や雑誌などの難しくて硬めの英文が試験で問われるので、これを読める人はそこそこいますが、小説はあまり試験には出題されないので、小説に慣れていないひとがたくさんいると思われます。

もしかしたら小説をたくさん読めば映画も理解しやすくなるかもしれません。

と言うことで、今後は小説もたくさん読んでいこうと思っているところです。

「ザリガニの鳴くところ」を洋書で読んでから、映画が見れたら理想的ですが、それまでに間に合うかどうか。きっと間に合わないでしょう。

英語で小説や映画を楽しめるようになることを目標として、これからも英語の勉強を続けていこうと思います。