翻訳書を読むのが良いらしい

読書について意識高い系の本を久しぶりに読んだので感想文を書いておきます。

金持ちになりたかったので、この本を読みました。

勝間和代氏は、意識高い系の代表のような方ですが、たまに本を読むとなるほどな、と思うことがあり、結構ためになります。

今回印象に残ったのは、何を読めば良いか迷ったら、翻訳書を読め、と言うことです。

翻訳書はいくつかメリットがあります。

まず、その本が日本の出版社に厳選された結果だということです。

日本の出版社も商売なので、売れなさそうな本を翻訳しようとは思いません。

翻訳コストがかかるからには翻訳する価値のある本を注意深く選ぶはずです。このため、翻訳された本は一種のスクリーニングを経た良書である可能性が高くなります。

確かにそうですね。

また、分野によっては、海外の方が進んでいたり、日本ではあまり流通していない情報も含まれています。

勝間氏は特に「ポピュラーサイエンス」と呼ばれている専門の研究者が一般の人にも理解できるように平易に書いたものをお勧めしています。

例えば最近私が読んだ本で勝間氏も絶賛していた本はこれですかね。

あとは習慣に関する本でこれも良かったです。

このような本も世界的ベストセラーになっていますね。(50%還元セール中)

以上の理由から、勝間氏は翻訳書はコスパが良いのでお勧めしています。

私はなるほど、と思いましたが、翻訳書のデメリットも指摘しておく必要があります。

それは値段です。

Kindleで1,000〜2,000円で買えるような原著が翻訳後に上下巻セットになって一冊3,000円くらいする(合わせて6,000円)ようなものもあります。こうなるとさすがに買うのを躊躇してしまいます。

最近の例だと、ステーブンキングのThe Insituteと言う小説の翻訳本がリリースされましたが、上下巻になって合わせて6,000円くらいでした。洋書は1,000円くらいだったのに。

もちろん多くの人は英語をすらすら読むことができないので翻訳書に頼るしかないかもしれませんが、英語を勉強している人は、一般書くらいはスムーズに読める、くらいの英語力を身につけることを目標にしてもいいかもしれません。

もし本屋で流行ってそうな翻訳書を見つけたら、その洋書を読んでみる。とか。

もちろん内容がわからなかったら本末転倒ですが、英語学習の一環としてチャレンジしてみるのも悪くないと思います。

ちゃんとそれなりのスピードで理解できれば、一石三鳥くらいのコスパの良い読書になるはずです。

私は今英語を勉強していて、多くの洋書を読むことを心がけているところです。

全部は無理かもしれませんが、読みたい翻訳書があったらその英語版にチャレンジしてみようと思います。

と言うことで、勝間氏の理論をアレンジして、「翻訳書の原典にチャレンジしよう」をテーマにするのもいいなと思いました。