中国銀行と华夏銀行のパスポート情報を更新し、ウィーチャットペイを再び使えるようにした話

先日北京に旅行に行ってきましたが、その際に中国銀行と华夏銀行に登録してあるパスポート情報を更新してきたのでその時の話をしたいと思います。

中国への旅行はビザが必要なので注意しましょう。

背景を少し説明しますと、私は以前中国に駐在していたことがありまして、その際にいくつか中国の銀行口座を開設しておりました。

その口座をウィーチャットやアリペイに紐づけてQRコード決済ができるようにしています。

しかし、パスポートを更新(変更)したことにより、その口座が使えなくなり、ウィーチャットペイが使えなくなってしまいました。

それを解決するために、北京へ旅行がてら手続きをしに行ったというわけでございます。

そのHSBC編はすでにお伝えしたとおりです。

今回はホテルの一回に华夏銀行が入っており、隣のショッピングモールに中国銀行が入っていたので、とてもアクセスが良かったです。

まず华夏銀行に行きました。

入り口にいた係のお兄さんにパスポートが変わってしまったので情報を更新したい旨を伝えて、二つのパスポートを見せると窓口に通されました。

受付は若くて可愛らしい女性で、私のパスポートを受け取るとテキパキと処理を進めてくれました。

中国語も分かりやすく話してくれたため、コミュニケーションで困ることはありませんでした。

「今の中国の住所はどちらですか?」

「いや実は今は日本に帰国していて、中国に住所はないんです」

「なるほど、どこに宿泊していますか?」

「このホテルです」

「◯◯ホテルですね?分かりました」

という具合に、今の住所を聞かれるシーンはありましたが、ホテルの名前を言うことで乗り切ることができました。

あとは写真を撮られて無事に終了。特にトラブルなくパスポート情報の更新作業は終了しました。

受付の方がとてもいい感じの女性で良かったです。

次は中国銀行に行きました。

この時も入り口付近にいるおばさんにパスポート情報更新の旨を伝えると、窓口に通されました。

中国銀行には複数のカードがあったためか、かなり処理に時間を要しました。

ここでも今住んでいる住所について聞かれたので、先ほどと同じくすでに日本に帰国しており、今は中国には住所はない、と伝えました。

この住所のせいかわかりませんが、その後すごく悩みながら、同僚にも聞きながら処理を進めてくれ、こちらも無事に更新作業は完了しました。

思いのほか時間がかかったので、またこの作業をしばらくはやりたくないなと思いました。

中国銀行は、手続き後に確認票みたいなものを渡してくれたので、それを見ると私の住所は以前住んでいた住所のままになっていました。

その後ATMでキャッシュが無事に引き出せることを確認し、銀行を後にしました。

こうして無事にHSBC、中国銀行、华夏銀行の手続きが完了しました。

いずれも口座開設した支店とは全く異なる(都市も違う)ますが、全く問題はありませんでした。

この手続きの後にウィーチャットペイの口座紐付けの更新作業を行いました。

一度全ての紐付けを解除し、残高を0にした後に更换实名と言う作業を行います。

指示とおりに入力を済ませ、パスポートの写真をアップロードした後、承認を待ちます。

私の場合はアップロードが完了してから、承認完了までちょうど1日くらいかかりました。

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これで無事にウィーチャットペイが利用できるようになりました。

試しにお店で使ったり、残高からチャージしてみたりして無事に使えることを確認しました。

こうして、北京旅行の目的の一つが無事に達成できて良かったです。

中国ではウィーチャットかアリペイがないと不便ですが、中国の銀行口座がなくてもクレジットカードで決済できるようになったようです。

これがちゃんと機能すれば、わざわざ中国の銀行口座をキープし続ける意義は薄れますが、外国人はなかなか中国で口座を作ることができないので、今後もこのメンテナンス作業を続けることになるのでしょう。

また今度中国に行った時は、クレジットカード決済を試してみようと思います。

ご参考になれば幸いです。