WeChat経由でクレジットカードから中国移動のSIMにチャージできた話

今回は少しマニアックな記事ですが、誰かのためになるかもしれないのでメモしておきます。Wechat経由でクレジットカードから中国移動のSIMにチャージができたというお話です。

まず背景を説明します。

中国のLINEのようなWeChat(微信)というアプリがあるのですが、中国で生活するためにはこれが欠かせません。

なぜなら連絡を取るだけではなく、支払いをしたり、スイカみたいに地下鉄に乗ったり、デリバリー(食べ物)を頼んだり、タクシーを呼んだり、何でもできるからです。

基本的には、中国国内の銀行口座がないと支払いができないのですが、私は中国に銀行口座があるので利用することができていました。

しかし、昨今の疫病とそれに伴う入国制限のためしばらく中国に行けず、身分証のパスポートの期限が切れたため、紐づけてある銀行口座からついにチャージできなくなりました。

中国の銀行にはほとんどお金はないので、それは問題ないのですが、唯一困るのが中国で使う電話(SIMカード)へのチャージです。

中国で生活するためには継続的に使える携帯番号があった方が便利で銀行口座の開設するときなどに必要になってきます。

これがないとさまざまな手続きに支障が出るので、支払いを滞りなく済ませアクティブな状況を維持しなければなりません。

今まではWeChatでチャージしていましたが、中国の銀行からお金を引き出せなくなったので、詰んでしまったという背景です。

状況をお分かりいただけたでしょうか。

WeChatからチャージできないと、SIMにもチャージできず使用不能に陥ります。この状況だけは避けなければなりません。

実は、WeChatに海外発行のクレジットカードでも紐付けはできますが、それでWeChatにチャージを行うことはできません。

しかし、中国移動のWeChatの会員ページからであれば直接チャージできることがわかりました。

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これが今回分かったことです。

WeChatにチャージできなくても諦めるな、直で行け、ということです。

紐付けた直後は使えなかったのですが、しばらく時間が経ってからチャージしたらHSBC香港のクレジットカードが使えることが確認できました。

それからしばらくたって楽天カードでもチャージできることがわかりました。

認証に少し時間がかかるのかな?

ポイントは、紐付け直後は使えず、少し経ってから使えるようになるという点です。

ちなみにHSBC香港のクレジットカードのレートは100RMB=115.77HKDでした。

人民元 香港ドル - Google 検索 ちょっと高いようですが、まぁまぁですかね。

楽天カードの方は、100元で1,973円でした。19.5円位のレートの時だったのでまずまずですね。

これで中国SIMを生かし続けることができるようになりました。しかし依然としてWeChatへはチャージできないため、中国の銀行口座を復活させに行く必要があります。

近いうちに中国の銀行復活の旅計画を立てていますが、うまくいくだろうか。。

今は中国に行くのに観光ビザ(L)が必要なので、ちょっとめんどくさいですが、観光ビザについてもちょっと勉強したので今後書きたいと思います。

中国の銀行紐付けなしでもWeChatにチャージする方法がないかについては今後も研究していきます。