Revolut(レボリュート)の口座開設をしてみた感想文

先日、海外旅行では外貨決済できるデビットカードが便利だよね、という話をしたら、読者の方からRevolut(レボリュート)が手数料が無料でお得だよ、という話を伺ったので早速口座を作ってみました。

Revolut(レボリュート)詳細はこちら

貴重な情報をいただきありがとうございました。

結論は、為替レートはソニー銀行の方がお得っぽいけど、通貨の種類は魅力的、です。

レボリュートによると、

「海外旅行や出張、留学時にRevolutカードなら150種類以上の通貨で簡単にお支払いができ、現地通貨もATMで引き出せます。不明瞭な手数料はありません。」

とのことです。

これはまさに海外旅行などで複数の外貨を使うシーンで役に立つと思われます。

まだよくレボリュートのことをわかっていなかったのですが、とりあえず口座開設をしてみて、機会があれば試してみるつもりです。

申し込みは簡単でした。

スマホから必要な情報を入力し、運転免許証を色々な角度から写真を撮って、自撮りした写真(首を曲げたりする)を送ります。

「申請者が多く立て込んでいるので、お時間を頂戴しております」的なコメントが出ましたが、朝申請して、1時間ほどで無事に口座が開設されました。

忙しいのにやるじゃないか。

ここで発行されるのはバーチャルカードで、リアルカードを発行すると約2週間ほどかかります。

2,000円を積むと、大急ぎでやってくれるオプションもありました。

私は急がないので普通便で発注し、到着見込みが4月25日から29日となっています。

チャージ方法はクレジットカードか銀行振込です。

実際に入金はしていませんが、楽天カードでチャージギリギリのところまで行ってみると、手数料無料と表示されていました。

今回初めて経験したのですが、最初誤ってカード番号を一つ間違えて入力したら、「カード番号が正しくありません」と表示されました。

入力の段階でそれが表示されたのは初めてだったのでなんだかちょっと怖くなりました。そういうのわかっちゃうのね、みたいな。

銀行振込は、指定の楽天銀行の口座に振り込むとチャージされるようです。具体的な振込先はアプリ上に表示されます。

振込先が楽天銀行というところに好感が持てました。

気になる為替手数料が無料についてですが、これはちゃんとレートをみてみないとわかりません。

以前も楽天証券が為替手数料無料を実施した際に、実はSBIの為替レートが怪しい(手数料無料と言いつつ)という指摘を読者の方からいただいたことがあるからです。

為替手数料無料という言葉に騙されず、ちゃんと自分でレートを確認することが大事だということをこのときに学びました。

ということで、比較してみましょう。

この記事を書いている時点での米ドルの売却レートは、以下の通りです。

  • Revolut:154.22円
  • ソニー銀行:154.52円

つまり、1,000ドルを日本円に替えると、Revolutは154,220円になりますが、ソニー銀行は154,520円になるということです。30銭くらい違うのですね。

やはり為替レートは、SBI方式を採用している可能性があります。

不明瞭な手数料がない代わりに、不明瞭な為替レートがあるのかもしれません。

とはいえ、お手軽に口座開設ができ、ここまで多くの通貨を扱っている決済サービスは少ないので、使い勝手が良さそうな気がしています。

色々調べてみると、急に口座が凍結されたり、支払いがうまくいかないなどのトラブルはあるようなので、まとまったお金はチャージせず、少額決済用としてまず使ってみるのがいいのかもしれません。

選択肢は色々あった方がいいので、今後も新しいサービスがあったら試してみるつもりです。リアルカードが届いたらまたレポートを配信させていただきます。