HSBCの Global Transfer が使えない時の対処法

HSBCのPremier口座のメリットとして、Global Taransferがあります。これは自分の世界中のHSBC口座間で即座に無料で資金を移動させる機能です。

久々に使う用事があったので使ってみると、なぜか使えない。

いくつか理由はあると思いますが、私が解決した方法をお伝えします。

原因は口座が休眠状態になっていたためでした。

この問題は、インターネットバンキングで簡単に解決できます。

詳細を知りたい方は続きをどうぞ

目次

 

Global Transferの使い方

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My bankingタブにカーソルを合わせると上のようなオプションが出てきます。その中で左から三列目のGlobal Viewの上から二番目にGlobal Transferがあります。

これを使うためにはその上にある Add/Remove a country or territoryで口座を紐づける必要があるのでご注意ください。

過去に私がシンガポールの口座を紐づけた記事があるので、興味がある方は参考にしてみてください。

このGlobal Taransferが問題なく使える場合ではこんな画面になります。

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My accountsの下に国旗の付いたアカウントが表示され、複数の選択肢があれば好きな口座を選べます。これが正常の状態です。

どんな時に使う?

中国編

私は定期的に人民元を利用します。例えば中国で契約した携帯代の支払い、友人との細かい支払い、お年玉(紅包)など。以前の人民元はほぼすべて米ドルに換えてしまったので、たまに補充しなければなりません。

そんなとき米国株の配当金の一部をUSDでHSBC中国に振り込みます。それを人民元に換えます。そしてWechatに紐づけてある中国の銀行口座に振込。完了です。

慣れれば一瞬です。どこにいようとインターネットで済ませられるので超お手軽です。確かに人民元→USDのスプレッド分の手数料がかかりますが、今は元安ですし、まとまったお金を両替するわけではないのでたかが知れています。

シンガポール編

シンガポールに行く時に、いくらか米ドルでシンガポール口座に振り込んでおきます。これを適当にシンガポールドルに両替し、キャッシュで引き出すかデビットで決済します。空港などで両替するよりはるかに安価でスマートです。こう見えて昔は結構行ってたのよ。

 

今回の事象

今回の問題はこのMy accountsの下に一つも口座が表示されず「Managerと連絡を取ってください」的なアラームコメントが出ていました。

こんな時は早速電話かチャットです。

僕の英語はブロークンなのでチャットを選択しました。チャットでもとても反応が速いし、文章で読めるのでそれを見ながらじっくり取り組めるのがメリットです。

それは日本語でも同じことですね。

原因&解決方法

チャットで問い合わせたところ、こんな感じになりました。

「他の国のネットバンキング見てみ、そこにヒントがあるかもしれん」

「Dormant(休眠)なってますわ」

「それやな。すぐ窓口いけるならそれが手っ取り早いんやけど、自分日本やろ?んならネットバンキングでActivateの指示出せば2~3日で復活できるわ。復活してからもっかいGlobal Transfer試してみ。それでいけるはずや。ほな、またなんかあったらいつでも連絡してな!」

まさにこれで解決です。

Activateの方法は、中国の場合ネットバンキングでActivateのタブがありました。その指示を出した翌日か翌々日には1USDが振り込まれて、Activate作業が実施されました。

シンガポールは、ネットバンキングのお問い合わせから「Activateしてください」と申し入れました。何も反応はありませんでしたが、気づいたらGlobal Transferできるようになっていました。

 

まとめ

HSBCのGlobal Transferが使えなくなったら口座が休眠になっていないか確かめてください。もし休眠になってみたらネットバンキングからActivate作業をすれば数日で解除できることが分かりました。

どなたかのお役に立てますように。