私は将来、大学で学び直しをしたいと思っているのですが、大学の編入試験もその選択肢になりそうなので色々調べているところです。
以前にもいくつか研究したことがあります。
各大学の2024年度の編入試験の試験要項がリリースされ始めています。
色々調べてみると、2024年度入試から法政大学のグローバル教養学科(GIS)で編入試験を実施することがわかりました。
グローバル教養学部は、すべて英語で授業を行うことで知られている学部で、早稲田の国際教養学部と同じような学部と認識しています。
英語の勉強をしながら自分の興味のあることを英語で学べると言うのが強みです。
そもそも法政のグローバル教養や早稲田の国際教養のような学部は少ないし、まして編入試験を実施しているところはほとんどないのですが、法政大学のグローバル教養学部で2年次、3年次入試を実施することになったと言うお話です。
受験資格の詳細は、オフィシャルサイトをご覧いただきたいのですが、一定の英語外部試験のスコアは求められます。
- 英検準一級(CSE2350以上)
- TOEFL 76点以上
- IELTS 6.0以上
さらに英語で文章を書く試験と面接があるようです。
編入試験が一般入試と比べて有利なのは、受験科目が限られていることと出願のしやすさです。
大学の一般入試を受験しようとすると、文系なら少なくとも国語、地歴、英語などの勉強が必要になりますが(それも趣深いけど)、編入なら専門科目と作文くらいで済むことが多いです。
また、大学の一般入試では、高校の調査書(または成績証明書や卒業証明書)が必要になりますが、これを申請するのがだるそうです。
もちろん編入でも出身大学の成績証明書などは必要になると思いますが、こちらの方がハードルは低いとみています。
と言うことで、社会人の学び直しとして編入試験も面白そうだと思いました。
ちなみに明治大学では、社会人特別入学試験【30歳以上が対象】と言う入試制度があり、社会人に対しても門戸を広げている大学があります。
この試験制度は、勉学意欲旺盛な社会人に対し、特別の入学試験方法により、大学教育の門戸を開き、 正規の学生として受け入れ、生涯教育に資することを目的とします。
https://www.meiji.ac.jp/exam/reference/6t5h7p00000burkr-att/ts_youkou_24.pdf
このような制度はもっと探せば出てきそうですし、リスキリングが叫ばれる昨今の社会情勢を鑑みますと、今後も新たな受験制度が出てくるかもしれません。
もう一度大学で勉強してみるのもいいかもなぁ、、と思っている人は、大学の編入試験や社会人特別入試制度などを調べてみると良いかもしれません。
社会人に対しても大学入試が少しずつ変わりつつあるような気がします。