コスパで考える共通テスト攻略法(私大文系)

将来大学へ再び入ろうと思っているので、大学の情報を色々収集していますが、共通テストのボーダーが出たので分析してみました。私が受検した頃のセンター試験とはだいぶ状況が変わっているので新鮮でした。

ざっくり大学ランクごとにどのくらい取れば合格可能性(ボーダー)があるか調べてみたところ、私の興味がある学科では大体以下の通りとなりました。

  • 早稲田・上智:90%
  • GMARCH:80〜85%
  • 日東駒専:65〜75%

共通テストだけで大学に入れたら楽なので、とにかく共通テスト対策するのもありですね。

また、大学によっては英語外部試験で得点換算をしてくれるところもあります。

例えば、立教大学では、英検のCSEスコアが2,450以上やケンブリッジ英検が170以上だと100%相当に換算してくれます。

2023年度 大学入学共通テスト利用入試 | 立教大学

また上智大学でもC1かC2相当の英語外部試験を保有しているとみなし得点が200点満点になります。

共通テスト利用方式(3教科型・4教科型)|上智大学 入試情報

だからもし私が共通テストで満点取れなかったとしても、立教大学や上智大学では英語のテストを満点とみなしてくれます。

要は、高校生は早い段階から英語の勉強を頑張って英語外部試験のステータスを上げておくと良いということです。

共通テストではありませんが、慶応の文学部でも英検で免除になる受験方式が2025年度より始まります。

英検1級を高校生のうちにとっておくと無双するのは間違いないでしょう。

ところで、私が興味のある美術系学科のボーダーをみたら思いのほか高かったのでびっくりしました。

東京芸術大学の芸術学部は、共通テストと二次が600点ずつの配点ですが、ボーダーが89%でした。

芸術学部は実技なしでも受験可能な学科ですが、さすが日本中のエリートたちが志すだけのことはあります。

あとは青学の比較芸術学科も気になっていたのですが、こちらも86%となかなか高い水準でした。青学で比較芸術という響きがオシャレすぎます。

それ以外に気になっているのはフランス文学科でした。

上智が81%、明治が81%、立教が77%、青学が68%でした。

これなら共通テストだけでも頑張ればチャンスがありそうな気がしてきます。

特に青学は、小論文と共通テストの英語だけで受験できる方式(個別B方式)もあるので、それなら今の私でもチャンスがありそうな気がしてきました。

このように、共通テストで大学入試を攻略するのがコスパが良いのではないかと思いました。

また英語外部試験で得点換算してくれる大学も多くなっているので、英検のCSEスコアを上げておくことが大切です。

とにかく英語を頑張りましょう。

大学の入試方式はとても種類が多く、それらを知るだけでも一苦労ですが、英語が得意だと思いのほかコスパが良い入試方式があるかもしれません。

今後もコスパで考える共通テスト攻略法を研究していきたいと思います。