2016年4月に銀聯カードを使って日本円を引き出した際の記録です。レートと実際にかかった手数料がどうだったか確認してみます。
今回使ったカードは、①中国銀行 ②華夏銀行 ③HSBC中国の3種類です。それぞれの手数料は下記の通り規定されています。
規定手数料
①中国銀行→引き出し額の0.5%(最低15元/最大50元)
②華夏銀行→無料
③HSBC中国→20元+引き出し額の1%
それでは実際どうなのか確かめてみました。
条件
172,000円をセブン銀行で立て続けに引き出す。手数料110円かかったので合計172,110円となります。
人民元引き落とし額と手数料
①中国銀行→引き落とし額:9953.47元 手数料:49.77元
②華夏銀行→引き落とし額:9953.47元 手数料:なし(1日1回無料?)
③HSBC中国→引き落とし額:9953.47元 手数料:119.53元
レート
どの銀行もレートは同じです。銀聯カードのレートが1RMB=17.29円に対し、その日Yahoo!ファイナンスレートは17.23円だったのでなぜか少しお得になっています。どのレートを参照しているのか不明ですが、明らかに不利なレートが適用されているわけではなさそうです(むしろ有利)。
結論
手数料は規定通り、両替レートも良心的でした。銀行は、華夏銀行が最も低コスト(手数料無料)です。華夏銀行のカードを複数枚作れば、手数料無料で枚数×10,000元/日(100,000元/年)相当額を引き出すことが可能となります。人民元を日本円に両替する際には、これが最も経済合理的な手法でしょう。華夏銀行カードが何枚作れるかは今後確認して報告します。
※2016年4月2日時点の情報です。今後変更となる可能性がありますのでご注意ください。いずれも自己責任でお願いします。