大卒の社会人がセンター試験を受けるには

通訳案内士の筆記試験には免除要件があります。センター試験の日本史で60点以上取ると日本史の試験が免除になり、現代社会の試験で80点以上取ると、産業・経済・政治及び文化に関する一般常識の試験が免除になります。平成29年度のセンター試験について調べてみました。

試験日程

平成29年1月14日(土)、15日(日)

日本に在住しているならまだしも海外在住者はこのためだけに日本に帰るのはいやですね。

検定料

3教科以上 18,000円

2教科以下 12,000円

ちなみに日本史と現代社会だけであれば1教科2科目扱いになるようです。なのでもう1教科受けることができそうです。試しに外国語で中国語を受けてみても面白いかもしれません。

受験資格

詳細を知りたい方はホームページの受験要項を参考にされるのが良いと思いますが、私が気になっていた大卒社会人の受験資格については、Q&Aに端的に書いてあったのでそれを引用したいと思います。

Q 大学を卒業していますが,提出するのは大学の卒業証明書ですか。

A 大学ではなく高校の卒業証明書を提出してください。

ということらしいです。高校まで卒業証明取りにいくのとか本当にめんどくさいですね。大学なら郵送とかで手配したことありますが、高校にはそんなサービスなさそうな気がします。しかし、高校生に混じってあの緊張感をもう一度味わってみたいという気もします。センター試験の日ってなぜか結構雪降るんですよね。

色々調べていたらQ&Aの中に一つ面白い質問があったので紹介します。

Q 母が誤って,検定料払込書の志願者氏名欄に母の名前を記入して検定料を払い込んでしまったのですが,どうすればいいですか。

こんなことよくあることなんですか???

お母さんが志願しちゃったわけですね。もちろん独立行政法人大学入試センターはちゃんと答えてくれます。

A 手元にあるE「検定料受付証明書」の志願者氏名欄の母親の氏名を二重線で消して,志願者本人の氏名に訂正し,その証明書を志願票に貼り付けて出願してください。

どうやら大丈夫らしいですけど、実際に直面したら結構萎えそうな事件ですね。Q&Aの中でこの質問だけがあまりにも異彩を放っていたのでつい採用してしまいました。しかし、数ある質問の中で公式ホームページに掲載されるくらいですから相当数の問い合わせがあったのでしょう。本当にどうでもいいことですが、個人的には結構うけました。

もし興味がある方がいらっしゃったらセンター試験受けてみてはいかがでしょうか。