華夏銀行のキャッシュカードは一人何枚作れるのか

華夏銀行のカードを日本のATMで使用すると1日1回までは手数料無料で日本円を引き出すことができます。(2018年1月1日より手数料がかかるようになりました)

銀聯カードには、1日1万元、1年10万元の引き出し制限がありますが、この制限はキャッシュカードを複数枚もてば、理論上無制限になることを以前の記事で書きました。

したがって、私が今知っている最短最安の方法は華夏銀行のカードを出来る限り多く持つという方法です。 一人あたり何枚作れるのでしょうか。

今回、華夏銀行のネットバンキングがパスワードの誤入力でロックされてしまったので、解除するついでに支店に出向いて聞いてきました。

結論

3枚

条件

半年に1枚しか発行できない

私は今年の3月に作ったので、次のカードを作るためには9月まで待たないと行けないということです。更にもう一枚作りたければ、来年の3月まで待たなければなりません。百度で調べると無限に作れるとか、10枚まで作れるとか、書いてありますが嘘ばっかりです。ちゃんと自分で調べましょう。

そこまで手数料にこだわられる方がどれほどいるか分かりませんが、私のように日本に帰るついでに短期間で大量に日本円を引き出すケースがあればそれなりにメリットがあります。計算してみましょう。

中国銀行のカードを使って1万元相当引き出すと約50元の手数料がかかります。これを1日3回、3日連続で行うと約450元(7500円相当)になります。華夏銀行のカードが3枚あれば、これが全て無料になります。さらに、華夏銀行3枚使って制限一杯まで引き出すと年間30万元(30回引出)ですので、中国銀行の手数料で比較すると年間約1500元(25000円相当)の差になります。

問題は、この金額のためにカードたくさん作りますか?ということです。

人民元預金が数十万元以上あって、定期的に日本で日本円を引き出すニーズがある方にとっては良いかもしれません。しかし、そんなにカード一杯持ってどうすんだ、とか、半年一回華夏銀行にいってわざわざカード作るのはめんどくせえ、と思う人もいると思うので、結局は自分次第ですね。

私は、当分中国にいると思うので半年たって気が向いたらまた華夏銀行のカードを作ろうと思います。これらは2016年5月22日時点の情報ですので今後変更となる可能性があります。