1円円安になるとどの位資産額が変動するのか

ついこないだまで100円だったのがいつのまにか106円に迫る勢いで円安になっています。私のポートフォリオは90%が外貨なので円安になってくれると円ベースで資産額が増えるので嬉しいです。

当たり前のことですが、このポートフォリオにしてから為替変動が全体の資産額にどれほどの影響を与えるのか気にするようになりました。つまり、為替が大きく変動したときでも日本円ベースでどの位増減したのかを一瞬で把握できるように意識しています。

例えば、米ドルで15万ドル、人民元で35万元あるとすると、米ドルが1円円安になると15万円円ベースで増加、人民元が1円円安になると35万円が円ベースで増加するということを一瞬で把握できるようにします。

ちなみに月曜から米ドルに対して5円ほど円安、人民元に大しては0.7円ほど円安になっていますので上の例で簡単に計算すると、たった三日で100万円相当額増えたことになります。一方、イギリスユーロ離脱した際は一瞬で100万円相当目減りしました。このように100万円の増減に繋がる為替変動はこのレベルなんだな、と身体にしみ込ませます。

外貨偏重にしているとどうしても為替変動に一喜一憂してしまいます。中にはそんなことで一喜一憂するようではリスクを取り過ぎだという人もいるかもしれません。しかし、ある程度のリターンを求めようとすると、それなりのリスクを負わないといけませんし、自分のリスク耐性を確かめるために若いうちにそれなりの鍛錬?みたいなものも必要だと思う時もあります。

考え方は人それぞれだと思うので自分がよいと思う方法で投資を続けられれば良いと思います。今はほんのちょっと円安になりましたが、三日後は元通りになっているかもしれません。大事なことは、為替変動に伴う資産変動の振れ幅を肌感覚で把握し、自分の許容度を超えないようリスク管理をすることです。投資をする上では、このことはとても当たり前のことですが、なかなか実践出来ないことだと思います。

かっこつけて思い切ったポートフォリオにするのはいいですが、こんなはずではなかったと後悔しないように、自分のリスク許容度については引き続き注意していきたいと思います。