米ドル定期預金を米国債に変えようか考え中

私は資産の6割ほどを米国株に投資していて、残りの余剰資金を米ドルの定期預金にしています。

以前、会社というところで働いていた時は毎月給料が入ってきていたので、金融資産のほとんどを米国株で保有していました。

毎月給料が得られて日々の株価変動に耐えられる人は、株式100%ポートフォリオでもいいと思います。

しかし、今は無職なので株の比率を下げています。大体、株が6割、現金が4割です。

リスク資産(株式インデックス)と安全資産(現金とか)の割合を調整して全体のポートフォリオを調整するのがシンプルで気に入っています。

トービンの分離定理というらしいです。

この安全資産を米国債にして、株6割、債券4割の教科書通りのポートフォリオにしようと目論んでいました。

しかし、一旦住信SBIネット銀行の一か月ものの定期預金に預けることにしました。

なぜなら、当時1カ月ものの定期預金で年利10%キャンペーンをやっていたからです(もう終わってます)。

どうせ米ドルに替えるなら、この定期預金キャンペーンに乗った方が得だし、米国債の金利(約3%)よりはるかに高いです。

なので、これで一か月分の金利を享受した後に、米国債ETFに乗り換えようと考えていました。

そうして二か月が経過したところです。

当時定期預金にした米ドルはまだそこにいます。いまだに米国債にするか現金のままにしておくか悩んでいるのです。

 

米国の債券に連動するETFで投資を検討しているのはBNDです。年間の利回りは約3%で毎月配当が得られます。

一方、今の米ドルの定期預金は一か月ものの利回りは1.6%なので倍近い差があります。

利回りだけ見ると債券に投資した方がいいのですが、債券も株と同じように価格は上下します。場合によっては、現金のまま保有しておいた方が資産価値が高くなる時もあるでしょう。

そう考えると、債券にするか米ドル定期預金のままにしておくかは悩みどころです。

また、米ドル定期預金のもう一つのメリットはその流動性の高さです。

もちろんETFのBNDを保有していても1週間あれば手元に現金を用意することができます。十分これでも流動性は高いのですが、米ドルの定期預金なら1分です。いや、1分かからないかもしれません。

私のような生き方をする限り、今すぐここに500万円用意しろ、なんて場面に遭遇することはほとんどありません。あったらすごい嫌だけど。

しかし、流動性は高ければ高い方がいいと思っています。私はこの流動性の高さを心地よく感じるのです。

まとめてみました。

  • BND:利回り〇、価格変動あり、流動性△
  • 定期預金:利回り△、価格変動ほぼなし、流動性〇

ちょっとおまけ的なメリットとして、住信SBIネット銀行で500万円以上の外貨預金があると、それだけで銀行振り込みとATM引き出し手数料がそれぞれ15回無料になります。このサービスをたくさん利用する人はお得かもしれません。僕はそれぞれ二回しか使ってませんが。

外貨預金は住信SBIネット銀行がやはりおすすめです。

定期預金の金利も悪くありませんし、為替コストが圧倒的に安いです(2019年3月29日までなら為替コストゼロキャンペーン中です)

詳細は以下をご参照ください。

住信SBIネット銀行 外貨預金

今後の投資活動としては、株資産を全体の7割まで上げること、安全資産を米国債にするかどうかを決めることです。

それが完了すれば、株7割、債券3割のポートフォリオが完成します。急ぐことはありませんので、ゆっくりやっていきます。