シンプルな米国株投資方針

これから米国株投資をしたいという人にシンプルな投資方針を提案します。

複雑なポートフォリオを組みたくなるかもしれないけど、以下の二つでポートフォリオを調整すればいいと考えています。

  • 米国株インデックスファンド
  • 現金

この二つを自分の好きな配分で保有するというのが、最もシンプルかつ合理的な投資方針です。

米国株インデックスファンドは例えば楽天VTIとかです。他にも米国株が半分位入っている先進国株インデックスファンドでもいいでしょう。

購入手数料がかからなくて(ノーロード)、信託報酬が0.1%くらいのものがあるようなのでそのレベルなら何でもいいと思います。

ETFならVTIとかVOOでしょうか。こちらは購入手数料がかかりますが、信託報酬は0.03%と激安です。買い付け回数が少なく、まとまった金額を投資する人はETFの方がいいかもしれません。

現金は、日本円でも米ドルでもいいです。米ドル偏重になるのはちょっと、、という方は日本円でもいいでしょう。なんか不測の事態が起きると円高になりますしね。

ちなみに私は住信SBIネット銀行の一か月ものの米ドル定期預金にしています。今だと年利1.6%なので、もちろん日本よりはるかに利回りがいいし、一か月ものなので流動性もいいです。

たまに年利10%になるキャンペーンがあり、これが今後も続くとかなり美味しい投資先になります。

 

リスクを最大限取りたい人は、できる限り米国株の比率を上げる。

リスクを抑えたい人は、現金の比率を上げる。

私は、米国株70%、現金30%のポートフォリオを目指しています。

もしさらにリスクを取りたい人がいるならば、SPXLなどのレバレッジETFを使ってもいいかもしれません。これも私は実験中です。

ということで、シンプルな米国株投資方針とは、米国株インデックスファンドと現金からなるポートフォリオを構築することです。

リターンを追求する人で、勇気がある方は、一回で自分の目標比率の米国株インデックスを買ってしまいましょう。これが一括投資。

いや、買った直後に暴落したら嫌だ、という方は1~2年位かけてじわじわ買い増していくのがいいでしょう。これが積立投資。

一括投資の方がリターンは良いとされていますが、心の平穏を求めたいなら積み立て投資がおすすめです。

あとはポートフォリオを定期的に見直して定めた比率になるように適宜調整。

大事なことは、長期間続けることとあたふたしないことですので、自分の資質を見極めて判断されるとよいと思います。

少額でも一歩踏み出してみることをおすすめします。それだけで勉強になることがたくさんあるはずです。

ファイナンス理論全史――儲けの法則と相場の本質

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