ロバートキヨサキに会ってきた

家の近くの本屋にロバートが来てたので会ってきました。ロバートの秋山ではありませんよ。あの金持ち父さんのロバートキヨサキです。

10月18日、19日で結構大がかりなイベントがあるみたいですね。今回は新著発売記念のミニトークショー&サイン会に行ってきました。

金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: ほんとうのフィナンシャル教育とは何か? (単行本)

金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: ほんとうのフィナンシャル教育とは何か? (単行本)

 

まだこの本は発売されていませんが、一足先にこの本を手に入れたので、トークショーの内容と合わせて簡単にお伝えしたいと思います。

ちなみに改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)を小学生向けテキストと位置付けると、金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: ほんとうのフィナンシャル教育とは何か? (単行本)は大学院向けテキストだそうです。まだ、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでない人はそっちを先に読んだ方がよいと勧めています。

トーク会でのポイント

  • 近いうちにまた暴落が来るだろう。
  • あなたが今できることは金を買うことだ。
  • もちろん、従業員500人以上のビジネスや良質な資産を持つことがベスト。
  • しかし、それらを明日持てというのは無理な話。金ならならだれでも買える。
  • 借金と税金の使い方を学べ。

暴落の根拠が良く分かりませんでしたが、今回印象に残ったのは、「借金と税金を使ってリッチになれ」ということです。

いろんな本を読んでいて共通することは、金持ちになりたければ「借金を使え」なんですよね。しかし、我々一般人にとって「借金」は悪というイメージが強すぎます。できることなら借金をしない方がいい。万が一したとして少しでも早く返済するべきだ、という固定観念に取りつかれてしまっています。

しかし、ロバートキヨサキはそれを喝破します。

借金こそリッチになる秘訣なのだと。借金と税金を使えるものが金の主になれるというのです。もちろん、借金は危険だということは言うまでもありません。不動産業で有名なあのトランプでさえこう言っています。

「知っての通り私は借金王だ」「私は借金が好きだ。だが借金は非常に難しく、危険なものだ」

なぜ借金を使うと有利なのか。それを本書では「幽霊所得を利用できる」からだと言っています。

幽霊所得とはなにか。

例えば、不動産を購入する頭金として200万円が必要だとしましょう。これを借金で支払うのと自分の稼いだお金で支払うのとどっちが得でしょうか。

ロバートは、借金の方が「幽霊所得」の分だけ得だというのです。どういうことなのでしょうか。具体的な例を見てみます。

もし自分で稼いだお金を使うとすれば、それは所得税が引かれた税引き後の金額です。だからもし20%の所得税が課されていれば、200万円を手に入れるのに250万円分稼がないといけない。しかし、借金をすればその税金分50万円を節約できます。(50万円分の時間と労力を節約することができる)この50万円を幽霊所得と呼んでいます。

金持ちはこの幽霊所得をうまく活用するのです。

確かに税引き前後のお金を比較するというのは、とても大事な視点だなと思いました。本書には幽霊所得に関するさらに詳しい内容が書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。もちろん、それは日本では使えないな、と思う記述もあるかもしれません。しかし、同時に日本でしか使えないな、というルールもあると思います。

大事なことは、ルールをちゃんと調べて、よく研究することです。そこにお金持ちになる秘密のルールが隠されているのだと思います。

ロバートキヨサキの話は、借金と税金についてちゃんと勉強しようという気にさせられる良い機会だったと思います。 

私もサラリーマンであるうちに借金しようかな。まずはちゃんと勉強しよう。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 
金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: ほんとうのフィナンシャル教育とは何か? (単行本)

金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: ほんとうのフィナンシャル教育とは何か? (単行本)