消費税10%になってよかったこと

消費税が上がると聞くとネガティブな印象がありますが、私個人的には3つの点で良かったと思います。

一つ目は、消費税が計算しやくなったことです。

8%って計算難しくないですか?

最近ポイントだけで支払う機会が増えてきたので、残額で支払いができるか迷うことが結構あります。

これだったら今のチャージ分だけで買えるかな、、という時に、8%だと計算が複雑で見誤ることがあります。

もちろん、これは私がバカだからですが、10%だと計算がしやすくて助かります。税込み価格を見誤る可能性が減るでしょう。

逆に軽減税率で8%と10%が混在しているとややこしくていけません。

余計な仕事が増える人もいるでしょう。だから全て10%でいいです。

 

二つ目は、キャッシュレス決済が促進されたことです。

この一年で一気にキャッシュレス決済できるお店が増えたのは個人的にはよかったと思います。

お金を持たなくて済むので楽ですし、各社いろんなキャンペーンをやってくれるのでそれで結構家計が助かっている人もいるのではないでしょうか。

それでも今まで使っていなかったものを使うのは少し勇気と手間がいるものです。

私もつい手元にある手段で決済しようとしがちですが、せっかくなので使えるものは使おうと新しいものをいろいろ試しているところです。

こういう小さな試みも実は結構脳みそにいい刺激になっているのではないでしょうか。

日本人の脳みそに刺激を与えるのに一役買ったことでしょう。

最後に、税収が安定することです。

今回の増税分は社会保障に充てられるらしいですが、少子高齢化が進む中で社会保障の財源を確保することは重要です。

特に年金ですね。

私は国民年金を支払っていますが、国民年金の半分は税金で賄われているそうです。

つまり保険料を払っている払っていないにかかわらず、買い物の際に払う消費税などの一部は年金の支払いに使われていて、これは今後も続きます。払い損を理由に保険料を払わず、払っておけばもらえたはずの年金を受け取れないとしたら、税金が払い損になりかねません。

 

ですから、消費税が増えて、国民年金を支払う人が減れば、その分私の国民年金の財源は盤石になるということでしょうか。

長生きリスクに国民年金は悪くないオプションの一つだと思っています。

このように、ちょっとどうでもいいような内容もありますが、消費税10%に上がったことは悪いことばかりではありません。

計算が楽、キャッシュレス決済が普及、社会保障の財源確保、という3点で意義があったと思っています。