高校生向け最上位機種として位置づけられるCASIOのEX-word(XD-SX4900)とSharpのBrain(PW-S1)の比較をしてみました。
結論
操作性、ディスプレイ、作りこみの美しさはカシオがよいが、コンテンツはシャープがよい。私はカシオのEX-wordの方が好き。
詳細は後で説明します。
ところで私は昨年カシオの最高級電子辞書XD-SX20000を購入していました。
しかし、予想通りあまり使わなかったので売却して、そのお金でカシオのエクスワード(XD-SX4900)とシャープのブレイン(PW-S1)を購入しました。
XD-SX20000をXD-SX4900とPW-S1に取り替えたイメージですね。
その理由は、毎年高校生がどの電子辞書を買ったらよいか悩んでいることが分かったからです。
そこでガジェットブロガーとして電子辞書を分析し若者たちにアドバイスを送ろうと考えました。
アマゾンでXD-SX4900は27,000円、PW-S1は25,000円で購入しました。
これはかなりお買い得だと思います。
両機種とも英語コンテンツを強化した高校生向け最上位機種に位置づけられており、2022年1月に新機種がリリースされます。
それが以下のモデルです。
49,500円(税込み)予定
48,400円(税込み)予定
モデル間の差分は以下のページから確認できますので、気になる方は見てみてください。
新機種のリリースに伴い、その前の機種であるXD-SX4900(カシオ)とSW-P1(シャープ)価格が下がっているようです。
上記の新機種は定価は50,000円近くしますが、前の機種ならこの記事を書いている時点でそれぞれアマゾンで25,000円~30,000円程で購入できることがわかりました。
新機種にこの価格差を上回るメリットがあるとは思えないので、1つ前の機種であるXD-SX4900(カシオ)とSW-P1(シャープ)を買った方がコスパがよさそうです。
問題は、カシオかシャープかどっち選ぶのか。
個人的な結論は、先ほど申し上げた通りカシオに軍配が上がります。
その理由はカシオの方が、
- ディスプレイがきれいでフォントも見やすい
- キーボードが打ちやすい(打感が軽い)
- 発音がきれいで1ステップ(シャープは2ステップ)
- デザインが大人っぽい
- カシオは電池で、シャープは充電式。
だからです。
一方で、シャープの方がよいと思う点もあります。
- ジーニアス大辞典を収録
- 単語帳や文法書の収録数が多くて新しい
- 縦型にできる
以上から、ハードはカシオでソフトはシャープだったら最高だと思いました。
どちらかを選べと言われたら、デザインと使いやすさの観点からカシオを選びます。
シャープの見た目は、よく言えばかわいらしさがありますが、悪く言えば安っぽいというかおもちゃっぽいです。
カシオの見た目は、エレガントで大人になってから使いやすいデザインです。特にオールブラックはとてもかっこいいです。これは結構大事なポイントです。
購入を検討されている方は、ぜひ実物を手に取って確かめてみてください。
ところで、私はiPodを電子辞書として使っています。
余計なアプリは全部消去して辞書アプリと単語学習アプリだけの端末を作りました。
これが以下の理由でなかなか良い感じです。
- めちゃくちゃコンパクトで軽い
- 画像もめちゃくちゃきれい
- 音もきれい
- インターネットにもつなげる
- だけど頻繁に充電は必要
これについてはまた別の機会に書くかもしれません。
いかがでしたか。
今回は高校生向け電子辞書のXD-SX4900とPW-S1の比較をしました。
コンテンツはPW-S1の方がよいですが、使いやすさとデザインはXS-SX4900の方がよいと思いました。私は使いやすいカシオをお勧めします。
とはいえ、どちらも素晴らしい電子辞書なので最終的には個人の好みの問題です。
2022年1月にそれぞれ新機種のXD-SX4910とPW-S2がリリースされるため、上記の機種が25,000~30,000円ほどで購入できることが分かりました。
興味がある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。