30代で4,000万円以上の資産を持つ人はどのくらいいるのか調べてみました。私が辿り着いた結論は、1.5%です。
この記事を参考にして総務省の家計調査に辿り着きました。
年代別貯蓄4,000万円以上世帯の割合
- (20歳代:0%)
- 30歳代:1.53%
- 40歳代:4.40%
- 50歳代:11.94%
- 60歳代:18.11%
- 70歳代:17.86%
注意点として、これはあくまでもその世代の中で何%か、という意味です。
30代同士で比べた時に4,000万円以上の貯蓄がある人が1.53%ということですね。
30代で貯蓄4000万円以上持っている人は、全体の何%かというわけではありません。
2023年5月12日にリリースされた家計調査を見るともっと細かいことがわかります。
この家計調査では、世帯数分布(抽出率調整)が5,884,004世帯になっています。
全年代で4,000万円以上を保有しているのは、5,884,004世帯中733,644世帯なので、約12.5%です。
そのうちの30歳代の世帯数は8,762世帯なので、約1.2%になります。
つまり4,000万円以上を保有している世帯で30代は約1.2%ということです。
さらにこれを全世帯(4000万円未満の世帯を含む)で考えると、4,000万円以上保有している30代は0.15%になります。
合ってますか、これ。
30代で5,000万円以上保有している世帯はメタルキング級ですね。
素人なのでこの算数が正しいのか不明ですが、家計調査を見ると、色々勉強になって楽しいです。
前に30代で5000万円持っている人はどのくらいか調べたことがありましたが、これも30代でどのくらいの割合なのか、ですね。
この研究を通じて、30代で3,000万円以上を保有する人がだいたい何%くらいかが少しずつ明らかになってきました。
- 3,000万以上:2.4%
- 4,000万以上:1.5%
- 5,000万以上:約1%(推測)
そんな悪い推測ではなかったような気もしますね。
だから何?って話なのですが、こういうの調べるの楽しいです。他の人がどのくらいお金持っているのか気になりませんか。
そして、自分がだいたい全体のどのくらいにいるのかを把握したくなる。
太古の昔から引き継がれた本能から逃れることはできないのです。
とはいえ、ビジネスをやる上では、世の中にどのくらいお金を持っている人がいて、その人たちがどのようにお金を使うのかを調べるのは大事なことです。
引き続きシンアッパーマス層やシン準富裕層の調査を続けていきたいと思います。