ようやくほぼ禁酒できた

私は今まで何度も禁酒をしてきた禁酒のプロですが、ようやくほぼ禁酒することに成功したので、皆様にご報告申し上げます。

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やり方

  • アルコール摂取量を徐々に減らす(3日)
  • ノンアルコール飲料飲む(5日)
  • 炭酸水に切り替える(ほぼ成功)
  • 水を飲む(成功)

微アルの感想文

今まではワインにハマったり、クラフトビールにハマったりして、禁酒をしてはまた飲酒を始め、ひとたび始めたらまたダラダラと飲んでしまう日々を過ごしてきました。

しかし、今年の夏前くらいから普段は一切アルコールを摂取しなくても過ごせるようになり、ようやくほぼ禁酒できたと言える領域に到達しました。

コツコツ買い集めていたクラフトビールも冷蔵庫に入ったまま一向に減りません。

冷蔵庫にビールが入っていても飲まないという状態が、禁酒成功の証です。

かといって、全くアルコールを飲まないのか、というと必ずしもそうではありません。

友人と食事に行ったり、なんかいいことがあったり(と言って毎日飲んでいるわけではない)、山に登ったりしたときに飲むことはあります。

たまに飲むアルコールは格別です。

先日キャンプに行った時にキリン一番搾りが800円くらいしましたが、高級クラフトビールよりはるかに美味しかったです。

私の研究によると、最も美味しいビールのサイズは250mlです。

では、どのように禁酒に成功したのでしょうか。

アルコールを飲み続けている時には、一気にやると辛いので、少しずつアルコール量を減らしていくテーパリング作業が必要です。

やり方

  • アルコール摂取量を徐々に減らす(3日)
  • ノンアルコール飲料飲む(5日)
  • 炭酸水に切り替える(ほぼ成功)
  • 水を飲む(成功)

しかし、これだけでは十分ではありません。

やはり、自分の意思で飲酒をコントロールできるようにならないとだめです。

そこで私はアルコールを摂取した時としなかった時の体調の差に着目しました。

アルコールを摂ると睡眠の質が下がったり、翌日はだるかったりすることがあります。

それがアルコールのせいなのかは不明ですが、その理由をアルコールになすりつけることで、「アルコールは悪だ」というのを自分の身体を通して洗脳していくのです。

睡眠時の脈拍もアルコールを摂った時とそうでない時で明確な違いが出ます。少量のアルコールでも身体には何かしらの影響があるんだ、と刷り込みます。

こうすることで、徐々にアルコールを摂取するのが億劫になっていきました。

確かにアルコールを飲むと幸せな気持ちになれるし、お酒を飲んでストレスを減らすこともできるかもしれません。

しかし、万全の体調で何かに没頭する時間も同じように幸福なことではないか、と悟りを開き始めました。

むしろそれができないのはもったいない、つまり、アルコールを飲むのはもったいない。

このような心境の変化があったのです。

もちろん、たまにお酒を飲むとハッピーになれるので、完全に飲むのをやめようとは思いません。

しかし、そんな頻繁に酒を飲む必要はあるだろうか、いやない。

アルコールを手放した先にある透明感のある世界とその静けさ。

ここまでたどり着けるとそれを手放したくないという気になるものです。

わかりますかね。

サラリーパーソン時代はお酒を飲みまくっていましたが、なぜ日々があんなに辛かったかというと、単純にお酒を飲み過ぎていたからだったという説が浮上しています。

皆さんも私と同じく禁酒のプロだとは思いますが、しばらくお酒をやめると、お酒を飲む以上の幸福感が得られるかもしれません。

そこまでたどり着くのはなかなか難しいですが、素晴らしい世界がそこには広がっていたんだな。とようやく気がつきました。