昨年組んだソニー銀行の米ドル定期(6ヶ月)年利9%が満期になったので、直近のものを調べてみたところ、円から預け入れ限定で米ドル定期(6ヶ月)が年利8%になっていました。
この分が満期になりました。
今年組んだ1ヶ月ものと合わせて余剰資金を引き続き外貨預金のキャンペーンで運用していくつもりです。
この記事を書いている時点のキャンペーンでは、円から預け入れ限定の米ドル定期(6ヶ月)が年利8%です。
購入時の為替コスト0円キャンペーンもやっているのでお得です。
2024年3月1日(金)午前8:00~2024年5月31日(金)午後23:59
2023年12月1日(金)午前0:00~2024年3月30日(土)午前5:55
では実質利回りはどのくらいか計算してみましょう。
ソニー銀行ではステージに応じて為替手数料が異なります。(米ドル)
- なし:15銭
- シルバー:10銭
- ゴールド:7銭
- プラチナ:4銭
このコストが大変に重要です。
「円から始める限定金利米ドル定期」では、円→ドルのコストが必ずかかり、再び円に戻すとドル→円の手数料がかかります。
この分を最小化することが我々の課題です。
試しに100万円を為替レート151.50円で計算してみましょう。
これは6,600.66ドルになりますが、ソニー銀行のそれぞれのステージ毎に計算するとこうなります。
- なし(151.65円)6,594.13ドル
- シルバー(151.60円)6,596.31ドル
- ゴールド(151.57円)6,597.61ドル
- プラチナ(151.54円)6,598.92ドル
これに6ヶ月分の利子をつけます(税引き後3.187%)
- なし(151.65円)6,804.31ドル
- シルバー(151.60円)6,806.51ドル
- ゴールド(151.57円)6,807.90ドル
- プラチナ(151.54円)6,809.25ドル
で、それをまた日本円に戻すとこうなります。
- なし(151.35円)1,029,833円
- シルバー(151.40円)1,030,513円
- ゴールド(151.43円)1,030,921円
- プラチナ(151.46円)1,031,329円
年間(6ヶ月なので利子を2倍する)で計算するとこうなります(為替は変動なしと仮定)
- なし:1,059,665円(5.96%)
- シルバー:1,061,025円(6.10%)
- ゴールド:1,061,842円(6.18%)
- プラチナ:1,062,659円(6.26%)
ちなみに今回のように為替コスト(円→ドル)が0円になるとこうなります。
- 全ステージ(151.50円):6600.66ドル
これに1ヶ月分の利子つけて、また円に戻すとこんな感じです。(ドル→円は手数料かかる)
- なし(151.35円)1,030,852円
- シルバー(151.40円)1,031,193円
- ゴールド(151.43円)1,031,397円
- プラチナ(151.46円)1,031,602円
年間で計算するとこうなります。
- なし:1,061,705円(6.17%)
- シルバー:1,062,386円(6.23%)
- ゴールド:1,062,795円(6.27%)
- プラチナ:1,063,203円(6.32%)
間違っていたらごめんやけど、大体こんな感じになります。
言いたいことは為替手数料が大事だよ、という話です。
年利8%が続けば税引き後の年利は5.96%〜6.26%になるので、定期預金にしてはまずまずだと思います。
やはり1億円もいらないですね。
7000万円あれば、年間420万円(月35万円)ゲットできるかもしれません。
ちなみに今回私は6ヶ月年利8%に行かず、様子見で1ヶ月年利10%にぶっ込みました。
6ヶ月年利8%のキャンペーンは、2024年5月31日までやっているらしいので、1ヶ月定期が2ターンくらい猶予があります。
円高になったら、、という人がいるかもしれませんが、私はドルベースで資産を管理しているので、ドルが増えればオッケーと言い聞かせることにしています。
ということで、金利がある世界では米ドルの定期預金でもそこそこ儲かるのではないかと思いました。めんどくさいのは為替差益の計算ですが、半年に一回ならだいぶ楽になります。
しかし、まだ罠があるかもしれないので、引き続き練習を続けていくつもりです。米ドル定期預金のキャンペーンをこれからも注視していきます。