私のポートフォリオは基本的には全て米国株なのですが、余剰資金ももちろん少しあります。私はそれを米ドル定期預金で運用しています。
私は保有資産は全て米ドルで保有する勢に属しています。
だから、米ドルで増えればオッケーと思うようにしています。(もちろん日本円で増えた時も喜んでる)
私は日本に住んでいるので生活する際には日本円が必要です。
しかし、世界的にはドルの方が人気があるし、信用も高いだろうから、円で持つよりドルで持っておいた方がいいのではないかと思っています。
このため、手元にある米ドルを少しでも増やすために定期預金をしています。
最近のお気に入りはソニー銀行の「円から始める限定金利米ドル定期」です。
多くの人は「円から始める限定金利米ドル定期預金」を陰謀だ、とか、円高になるサインだ、とか言っているのですが、米ドルを増やす目的で使う分には何の問題もありません。
もちろん、外貨を買うときには必ず為替リスクがあります。
だから、タイミングによっては円換算したときに減ったように見えることもあります。
しかし、米ドルだけでみていれば減ることはありません。
どこをどう見るか次第ですね。
私が再三申し上げているように、今働いている人の多くの人の資産は円に偏りすぎています。これから稼ぐお給金は日本円のはずですし、今後もらえるはずの年金も日本円です(多分)。
だから、多くの日本人は、円のポジションを取りすぎていると私は考えています。
さて、私のおすすめのソニー銀行ですが、なぜおすすめかというと、為替手数料が比較的安く、今ならキャンペーン中で外貨購入の為替コストが0円だからです。
2023年12月1日(金)午前0:00~2024年3月30日(土)午前5:55
- 売却時にかかる為替コストは、通常時のコスト(対円の場合、1米ドル当たり15銭、1ブラジルレアル当たり90銭など)です。
- 指値は成立時点ではなく、お申し込み時点の為替コストを適用します。
- 「通常」は、優遇プログラム Club S のステージなしの場合です。お客さまのステージにより、通常時の為替コストは異なります。
ソニー銀行ではステージに応じて為替手数料が異なります。(米ドル)
- なし:15銭
- シルバー:10銭
- ゴールド:7銭
- プラチナ:4銭
このコストが大変に重要です。
「円から始める限定金利米ドル定期」では、円→ドルのコストが必ずかかり、再び円に戻すとドル→円の手数料がかかります。
この分を最小化することが我々の課題です。
試しに100万円を為替レート145円で計算してみましょう。
これは6,896.55ドルになりますが、ソニー銀行のそれぞれのステージ毎に計算するとこうなります。
- なし(145.15円)6,889.42ドル
- シルバー(145.10円)6,891.80ドル
- ゴールド(145.07円)6893.22ドル
- プラチナ(145.04円)6894.64ドル
これに1ヶ月分の利子をつけます(税引き後0.664%)
- なし(145.15円)6,935.17ドル
- シルバー(145.10円)6,937.56ドル
- ゴールド(145.07円)6,938.99ドル
- プラチナ(145.04円)6,940.42ドル
で、それをまた日本円に戻すとこうなります。
- なし(144.85円)1,004,559円
- シルバー(144.90円)1,005,252円
- ゴールド(144.93円)1,005,668円
- プラチナ(144.96円)1,005,875円
年間で計算するとこうなります(為替は変動なしと仮定)
- なし:1,054,708円(5.47%)
- シルバー:1,063,024円(6.3%)
- ゴールド:1,068,016円(6.8%)
- プラチナ:1,070,500円(7.05%)
ちなみに今回のように為替コスト(円→ドル)が0円になるとこうなります。
- 全ステージ(145.00円):6942.34
これに1ヶ月分の利子つけて、また円に戻すとこんな感じです。(ドル→円は手数料かかる)
- なし(144.85円)1,005,598円
- シルバー(144.90円)1,005,945円
- ゴールド(144.93円)1,006,153円
- プラチナ(144.96円)1,006,361円
年間で計算するとこうなります。
- なし:1,067,176円(6.72%)
- シルバー:1,071,340円(7.13%)
- ゴールド:1,073,836円(7.38%)
- プラチナ:1,076,332円(7.63%)
間違っていたらごめんやけど、大体こんな感じになります。
言いたいことは為替手数料が大事だよ、という話です。
年利10%が続けば税引き後の年利は5.47%〜7.05%になるので、定期預金にしてはまずまずだと思います。
注意点としては、為替差益が出たときに雑所得として確定申告が必要なケースがあります。
サラリーマンで給与所得以外に20万円以上の所得がなければ不要ですが、確定申告が必要な人はこれがめんどくさいです。
私は確定申告が必要なので、エクセルで為替損益計算シートをこしらえました。
これで私は管理できるようになりましたが、これが鬱陶しい人はやめておいた方がいいです。
ということで、金利がある世界では、定期預金のキャンペーンでメリットを得られる可能性があります。
引き続きこのキャンペーンを注視していきたいと思います。