急激な円高になったときのメンタル調整法

急激な円高となり、8月以来4カ月ぶりの円高・ドル安水準になりました。私はほぼ全財産をドルで保有しているので悲しいのですが、見方を変えればそんなに悪い状況ではありません。

7日午後のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が瞬間的に急騰し、一時1ドル=141円台後半を付けた。8月以来4カ月ぶりの円高・ドル安水準になった。その後はすぐ円安方向に戻し、7日夕時点では144円台で推移する。日銀の植田和男総裁の発言などを受けて政策修正を意識した円買い・ドル売りが膨らむなか、円は不安定な値動きをみせている。

円相場が141円台後半を付けたのは米東部時間の午後0時47分ごろだ。その直前は143円台で推移し、瞬間的に1円50銭ほど円高に振れた。東京市場の7日朝には147円台を付けており、1日で5円以上の円高が進む格好になった。

行き過ぎた投機的な相場の動きに対しては断固たる措置を取るスタンバイをしてるんじゃなかったんですか。。

この記事を書いている前日から一気に円高に動き始めました。1日に5円以上も円高になっていたんですね。

私は約40万ドルの米ドル資産を持っているので、1円円高になると約40万円分の円資産が減ります。

だから、たった1日で200万円が一気に吹き飛んだことになります。

計算しなきゃよかった。

あぁ、、今年満期のNISAはドルベースだからまた目減りしちゃうな、、と悲しい気持ちになりました。

こんな時は前から申し上げているように、ネガティブな面を見ないというのが重要です。

例えば、自分の給料をドルベースで計算する。

50万円の給与をもらっている人は、1ドル=150円の時は3,333ドルでしたが、1ドル=143円なら3,496ドルです。

1日でドルベース給与が163ドルも増えましたよ。

同様に、皆さんは米国株をドルベースで管理していたことを思い出しましょう。日本円なんかで計算しても意味はないって。

ほら、ドルベースの資産は全く変わってませんよ。むしろ前日の株は調子が良かったからちょっと増えた感じになってませんか。

お手元の日本円預金の魅力も増えています。

私のお気に入りドル定期預金を組むのもいいかもしれないですね。

この記事を書いている時点では、ソニー銀行の1ヶ月もので10%の米ドル定期預金をやってました。

外貨ご購入時にかかる為替コストが、全通貨「0円」になるキャンペーン(2023年12月1日(金)午前0:00~2024年3月30日(土)午前5:55)も実施中です。これはお得です。

このように考えれば、ドル資産をたっぷり持っている人でも、おぉ、まぁ、そんなに悪くはないか、、と思えてくるのではないでしょうか。

そんなに円の価値があるなら、円を稼ぎやすい私たち日本人としては有利なポジションにいるわけで、潜在的に円のポジションを多く取っていることになります。

短期的には円高になるのかもしれませんが、私は依然として長期的には円は安くなる方に賭けています。

というか、株資産がほとんど米ドルだし、円の収入も大してないので円の増えようがありません。

円安は悲しいので、早く元に戻ってほしいなぁと祈っております。