ドル建て家賃はどんどん下がっている

円安やインフレで身の回りの物価は上がっていっていますが、家賃は上がっていません。家賃をドルで計算してみたら、とても安く感じたのでお得な気分になりました。

私はほぼ全財産を米ドルで保有しているため、ドル高(円安)による恩恵が大きくなっています。

ちょっと高い買い物をする時にも常に頭の中でドル換算して「これなら安い」と思う(ようにする)習慣が身につきました。

ちょっと変ですかね。

日本の物価もインフレや円安に合わせて上がってきていますが、5年前から変わっていないものもあります。

その一つが家賃です。

5年ちょっと前から今の家に住んでいますが、その時から家賃は変わりません。

普通賃貸借契約だと家賃の値上げがめんどくさそうなので、これからもしばらくは変わらないでしょう。

だから、私の場合円安になると、実質家賃の値下げみたいな感じになります。

ちょっと計算してみましょう。

5年前の米ドルの為替レートは1ドル110円くらいでした。

最近は少し円高になったので158円くらいでしょうか。

仮に家賃を8万円とします。

  • 110円の場合:727ドル
  • 158円の場合:506ドル

ざっくり30%オフくらいですかね。

もちろん今はたまたま円安なのでドルベースで見たらお得になってるよね、というだけの話なのですが、こうしてみるとドルをたくさん持っている人は日本で生活するのが楽になっていることがわかります。

一方で、都心のタワマンなどはめちゃくちゃ上がっているところもあります。

昔住んでいたタワマンも今はとてつもない価格になっており、良いタイミングでお試しできていて良かったです。

あの時買っていれば、、、という後悔もありますが、モノを持たないシンプルな暮らしもいいじゃないか、と自分を慰めるようにしています。

ところで、資産形成をする上で家の選択はとても重要です。

資産形成期はできる限り他の人に家賃を払ってもらい、可処分所得を増やすべきです。

そしてその余ったお金を投資に回す。

家賃自体をゼロにすることは難しいのですが、家賃を下げるいろいろなアプローチが考えられます。

  • 実家に住む
  • 彼氏彼女の家に住む
  • 家に住まない
  • 会社に払ってもらう
  • パパ(ママ)に払ってもらう
  • 激安物件に住む

私が資産を増やせたのも会社に家賃を払ってもらっていたのが大きいです。

おそらく支出の中で家賃が最も大きい人がほとんどだと思うので、家賃の最適化が資産形成には不可欠です。

もちろん、都心に会社があって通勤時間を短くしたい、とかなら都心に住む価値はあると思いますが、そうでないなら東京の郊外がおすすめです。

今は東京の郊外に住んでいますが、ちょっと不便なところを選べば家賃は結構安いですし、不便とは言っても東京にいればすぐに都心に繰り出せます。

宝くじにでも当たれば、郊外でそこそこのマンションも欲しいなぁと思うこともあります。でも高いですね。

都心住まいを体感したいなら、余ったお金でたまに都心のホテルに泊まれば良いのです。

私は同じところに住み続けるのは飽きる習性があるようなので、たまにホテル暮らしを取り入れることで生活に刺激を与えるようにしています。

個人的にはそれが結構楽しいです。

ということで、外貨をたくさん持っている人にとって、円安は家賃の値下げだと思いました。

もしこのまま円安が続く、または加速するなら、外貨をたくさん持つか、外貨を稼ぐ方法を身につける必要があります。

私は引き続き全財産を米ドルで持つことでなんとか凌いでいきたいと思います。

シン・ファイヤー

シン・ファイヤー

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