ダウが再び41000ドルを超えて最高値に

このブログではダウ1000ドル毎の節目を記録しています。

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実は41000ドルを超えたのは今回が初めてではなく、7月17日に一瞬超えていました。

しかし、あまりにもほんの一瞬だったのと、その後の急落に巻き込まれたため、記録する機会を逸してしまいました。

一時はどうなるかと思いましたね。

やばいと思ったのも束の間、8月23日にダウは再び41000ドルを回復し、この記事を書いている前日の8月26日にダウが最高値を更新したため、このタイミングでメモしておこうと思った次第です。

26日の米株式市場でダウ工業株30種平均が1カ月半ぶりに最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始し、米景気が軟着陸を達成するとの期待が投資家の強気姿勢を後押ししている。不動産や中小型株など利下げの恩恵が大きい分野にマネーは向かうが、これまでけん引役だったIT(情報技術)関連株は失速し、FRB頼みの楽観ムードには危うさもある。

ダウ平均の終値は前週末比65ドル(0.2%)高の4万1240ドルだった。7月17日に直近の最高値を付けた後、一進一退を経て8月上旬には7月の米雇用統計の下振れなどを受けて3万8703ドルまで急落していた。その後に公表された米小売売上高などの指標で過度な景気不安は後退し、この3週間で2500ドル(6.5%)ほど上昇した。

テクノロジー系の比率が多いS&P500やナスダックは出遅れていますが、あの時の急落時からはかなり回復してきています。

株を売らなくて本当に良かったです。

とはいえ、私の保有するレバレッジETFたちはかなりダメージを負っているのも事実です。

毎回恒例の私がウォッチしている銘柄の株価を見てみましょう。(2024年8月26日時点)

括弧は2024年5月17日にダウが40000ドル時を超えたときの株価です。

  • VTI:276.89USD (262.30USD) +5.6%
  • SPXL:154.29USD (135.59USD) +13.8%
  • TECL:84.58USD (81.44USD) +3.9%
  • SOXL:37.37USD (45.40USD) -17.7%
  • VOO:515.39USD (486.69USD) +5.9%
  • VT:116.86USD (112.48USD) +3.9%

ダウの上昇率が3%くらいなのでSOXL以外はダウに勝っていますね。

やはりレバレッジは急落に弱いのですが、中期的に見ると奇跡的な回復を見せることもあるので今後の動向を注視しましょう。当たりますように。

先ほどの日経新聞の図にもあるように、IT関連の株価がイマイチなようなので、しばらくは耐える時期が続くのかもしれません。

しかし、全体的に見れば株は上昇してきており、VTIの最高値もあと少しで更新できる位置にいます。

米国株インデックスを保有し続けるのは退屈ですが、こういう局面でやっぱいいよね、と感じるものです。

セクター毎では上げ下げが色々あって翻弄されるけど、全体的には安定感があり、じわじわ上昇していく、みたいな。

だから、成長投資枠で半導体インデックスみたいな投信に全振りするのは勇気が必要です。

「うわぁ、S&P500やオルカンにしとけばよかった〜」みたいな瞬間が必ずくるからです。今みたいにね。

それでも指数を大幅に上回るリターンが期待できるのも魅力で、それが株式投資というものです。

ということで、これからも米国株インデックス投資(+レバレッジ博打)を続け、ゆくゆくは米国インデックスと現金のシンプルなポートフォリオを目指して行きたいと思います。