劇団四季のゴースト&レディを見に大阪まで行ってきたので感想文を書いておきます。
大変に美しい作品で、四季の中でもトップクラスに良いと感じました。
原作の漫画を読んでから参りましたが、読んでも読まなくてもどちらでも楽しめます。
昨年から観劇を始めた初心者ですが、東京だけでなく、福岡、ロンドンなどにも遠征しており、四季を中心に30本以上は見ました。「観劇と旅」というのもなかなか良いです。
ゴースト&レディとはどういう物語なのか。
オフィシャルサイトよりストーリーを引用します。これから先、内容について少し書くので、知りたくない方はここでおやめください。

お付き合いいただきありがとうございます。
では、ストーリーを引用いたします。
時は19世紀。舞台はイギリス。
ドルーリー・レーン劇場に現れたのは、有名なシアター・ゴースト グレイ。芝居をこよなく愛し、裏切りにあって命を落とした元決闘代理人。
そんなグレイのもとを一人の令嬢が訪ね、殺してほしいと懇願する。それは看護の道に強い使命感を抱くも、家族による職業への蔑みと反対にあって生きる意味を見失いかけていたフロー。最初は拒んだグレイだが、絶望の底まで落ちたら殺すという条件で彼女の願いを引き受ける。
死を覚悟したことでフローは信念をつらぬく決意をし、グレイとともにクリミアの野戦病院へ赴くことに。次第に絆を感じ始める2人だったが、そこで待っていたのは劣悪極まる環境と病院改革に奔走するフローを亡き者にしようと企む軍医の存在。さらにその傍らにはグレイと同じ、あるゴーストの姿が…。
このフローというのは、フローレンス・ナイチンゲールのことです。
つまり、クリミア戦争が舞台です。
私は世界史でこのあたりのことを学んでいたので、勉強しておいてよかったな、と思いました。
あぁ、オスマン帝国ね、みたいな。
あらすじの補足を少ししておきます。
グレイは、フローが絶望したら殺すことを約束しました。
しかし、これで死ねると思ったフローは、逆にとても力強く生き始め、なかなか絶望しません。むしろどんどん活躍します。
あれ?
話が違うじゃないか、どうなってるんだ、とグレイは戸惑いつつも、そのフローの姿にだんだん心惹かれ始めます。
フローも「すぐに絶望しますから、そばにいてください」とグレイに懇願するほど、頼りにし始めました。
そこで、敵の登場です。
クリミアの野戦病院で、フローを目の敵とする軍医にもゴーストが取り憑いており、そのゴーストにフローを殺すように指示します。
そのゴーストの名はデオン・ド・ボーモン。
フローを殺しにくるデオン・ド・ボーモンの前に立ちはだかるのはグレイ。
「フローを殺すのは俺だ、お前には殺させない」と。
ここたまりませんね。
フローを殺すはずだったグレイがフローを守るのです。
さらに、新たな事実が分かります。
実は、グレイを殺してゴーストにさせたのは、デオン・ド・ボーンだったのです。
まさに因縁の対決。
果たして、この対決の行方はどうなるのか。
続きは劇場でどうぞ。
今回初めて大阪の四季劇場に行きましたが、大阪駅から近くてとても便利でした。
ちょっと早めについたので、カフェブーで軽食を取ってから劇場に向かいました。

劇場の中には原作漫画のパネルがあり素敵でした。


キャストはこちら

大人気でなかなかチケットが取れないのですが、奇跡的に良い席がたまたま取れました。
上手(舞台に向かって右手)の通路よりの席で、最後に、グレイがここを歩いて行くので価値が高いとされています。

劇の感想は、ストーリーも素晴らしいのですが、お歌がどれも素晴らしかったです。バラエティに富んでるというか。なぜか懐かしさを感じる旋律があったり。
谷原志音さまのお声は大変に素晴らしかった。
フローの動作は穏やかなのですが、それに反して、歌の迫力が凄まじすぎて、その静と動のギャップにやられました。
あとはエイミー役の柴本優澄美さまの透き通るようなお声を聞いて、昇天しました。
シャーロット役の町真理子さまは、ライオンキングで一度拝見しましたが、全然雰囲気が違って(そらそうなんだけど)、セクシーで最高でした。
アンサンブルのみなさまも見せ場がいろいろあってよかったです。
最後はグレイに泣かされた。
気になる方はナンバー集をどうぞ。
おじさんでも楽しめる素晴らしい作品でした。
しかし、観劇の本番は2回目からですね。
また近いうちに観に行く予定です。激戦を制し、すでにチケットは取りました。
コンサートの見逃し配信も見ようかな、と思っているところです。(2026年1月28日(水)16:00~2月4日(水)23:59)
ゴースト&レディはとても人気なので、チケットがなかなか取れないのですが、興味がある方はぜひみてみてください。
この世は舞台、人はみな役者

