中国語検定1級合格へ向けて勉強を始めました。具体的な勉強法と参考書については別の記事で紹介させて頂いた通りですが、中作文や和訳問題の対策用に何かいい参考書はないかとAmazonをうろついていると中国語翻訳に関する最新刊を発見したので早速取り寄せてみました。
1級に向けての勉強法はこちら。
今回中作文と和訳対策用として取り寄せた書籍はこれです。
どうやら日中中日 翻訳必携 実戦編(2014年)と日中中日翻訳必携(2007年)に続く好評シリーズ最新刊とのことですが、以前のシリーズは手に取ったことも見たこともありませんでした。ただ、Amazonの評価を見ると、それなりに評価も良さそうだったで今回試しに購入してみました。課題は全36回。「中国社会」「中国経済」「中国政治家」「中国法規」「日中交流」「日本」「世界」「女性」「風景」「会話体」の10分野からなり、様々なトピックや文体がバランスよく学べる構成となっています。
2016年2月に発売されたばかりの最新刊なので、課題文も比較的新しいものが採用されており、2015年の人民日報などが課題文として掲載されています。問題構成は、まず「課題文」→「参考訳文」→「講評」となっており、訳す際のポイントが書かれています。全体的には問題集というより、読み物みたいな雰囲気に仕上がっています。
本書の使い方としては、「課題文」→和訳練習、「参考訳文」→中訳練習とするのが良いと思います。全36回を完全にマスターできればそれなりに翻訳力がアップしそうな気がします。まずは一冊きっちりやって、もしレベルアップが見込めそうであれば前作にもトライしてみようと思います。