英検1級のライティングで満点を取るための勉強法

私は趣味とボケ防止のために英検1級を受けていますが、ライティングとスピーキングは楽しいです。しかし、難しい。。今回はどうすればライティングで満点を取ることができるのか考えてみました。

ちなみに私のライティングで得点推移は以下の通りです。(32点満点)

  • 2018年度第3回:20点
  • 2019年度第1回:24点
  • 2019年度第2回:26点
  • 2019年度第3回:30点

2019年度第1回から合格しているので、英検1級合格したい方は、まずは24点を目指してみるのが良いでしょう。

24点を取るために何をすればいいか?

これは簡単です。

以下の参考書をやれば、合格点を取ることができるようになります。

(MP3音声無料DLつき)最短合格!  英検1級 英作文問題完全制覇

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ですので、まず合格をしたいという方は、本書をやってください。

この書物が良い理由は、英文がシンプルなことと、例文が豊富であることです。

この内容がちゃんと頭に入っていれば、十分合格点を取ることができます。

スピーキングでもすらすら言えるレベルになっていれば二次試験も戦えるでしょう。

しかしながら、ライティングで満点を取ろうとなると、話が違ってきます。

この通りのエッセイを書けたとしても、おそらく満点にはなりません。

多分だよ。

内容、構成、語彙、文法いずれももう一歩足りないような気がするからです。

行けて28点~30点位かな。

あくまで「気がする」ね。

ではどうすればいいのか。

 

私もそれを知りたいのですが、現状を分析して私なりの対策を講じてみようと思います。

前回の試験では、「内容」と「構成」は満点をたまたま取れました。たまたまね。

観点(1)内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
観点(2)構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか

ライティングテストの採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)

だから、まぐれとは言え、大体あんな感じで満点ね、というのは分かりました。

ここは、英語の力というより、知識と論理的であるかどうかが大事です。

この点については以下の記事をご参照ください。

そうなると、私の課題は語彙と文法です。いかにここを高めていくかが課題になってきます。

観点(3)語彙 課題に相応しい語彙を正しく使えているか

同じ語彙や表現の繰り返しにならないように、文脈に合わせて多様な語彙や表現を適切に使用して、自分の意見とその理由を十分伝えられるようにしましょう。

観点(4)文法 文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

同じような形の文の繰り返しにならないように、多様な文のパターンを適切に使用して、自分の意見とその理由をより効果的に伝えられるようにしましょう。

ライティングテストの採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)

以上を踏まえ、私が今取り組んでいることは、模範解答の分析です。

そこで使われているかっこいい語彙や文法をパクることです。

語彙レベルで言うと、、

  • detrimental
  • augment
  • myriad
  • undermine
  • recoup

とか?

かっこいい表現とかだと、、

  • breed hostility
  • have an overwhelmingly positive effect
  • raise public outcries
  • A path to world peace could only be...
  • most notable are...

とか?

むやみやたらに難しい語彙を使ったからと言って、語彙の点数が上がるわけでもなさそうなんですよね。分からんけど。。

それよりもかっこいい単語の組み合わせ、つまりコロケーションの強化が大事なのではないかという仮説を立てています。

コロケーションはこの書物が大変役に立ちます。

文章も長く書けばいいというものではなくて、強弱を付けながらシンプルに言うところと、ちょっとかっこつけるところと意識して書くといいのかもしれません。

かっこつけようとしすぎると、何言ってんのかわからなくなりそうだからです。

そういう点を意識してみると、英検1級の過去問の模範解答はやはり素晴らしいです。

語彙、文法、コロケーション、いずれも豊富です。

なので、私はこれをお手本にして学習を進めています。

お手本をよく読んで、いいなと思ったのをiPhoneのメモに書き足していく。

このようにして、ライティングメモみたいなのを作っています。

しばらく経つとストックが貯まってくるので、自分で練習するときに、ほな、これ使ってみよか、みたいな感じで、自分で使える表現を増やしていくイメージ。

過去問は、手元に18回分しかないので、とりあえずこれを全部インプットしてみようかと思っています。

学習者の中には、過去問の模範解答を見て「こんなの書けまへん、、、」とお手上げになっている方も見受けられますが、だからこそやる価値があるのです。

ほぉぉ、こんなん自分で書けたらかっこいいな、と思って、ありがたく頂戴する。

そういう学習姿勢を醸成した後に、英文をたくさん読むと、あることに気が付きます。

それは英文に対する感度の変化です。

おぉぉ、これいいわぁ、いやぁ、これもええわぁ、と、英文への感度が高くなります。

これは日本語でも同じことですね。

自分で書くことによって、言葉アンテナの感度が上がる。

ということで、英検の過去問を参考に、自分が繰り出せる単語や文法の種類を一生懸命増やす。

これが今取り組んでいることです。

一気に満点は難しいですが、次の試験で文法か語彙で満点が出せたらいいなと思います。

ともに頑張りましょう。

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