7月12日に中国語試験のHSK6級をついに受験するのですが、過去問を解いてみて今の課題と今後の勉強方法について考えてみました。
やるやるやるやるといって、全然申し込んでいなかったHSKです。
受験票が届いたので、試験が間近に迫っていることを思い出しました。
念のため伝えておきますが、HSK6級は一番簡単な級ではなくて、一番難しい級です。
英検5級よりもさらに簡単なんじゃないか、、と思った方もいるかもしれませんが、その逆です。1級が一番簡単で、6級が一番むずいパターンですね。
HSK6級の説明は以下の通りです。
「中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができ、自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現することができる」ことが求められます。
実は10年前にもHSK6級を受験していてぎりぎり合格(180点以上)しています。
しかし、この10年で僕はさらにパワーアップしたはずなので、今受けてみたらどうなるのかということで再挑戦してみることにしました。
で、早速過去問を解いてみたところ、以下のような結果になりました。
- リスニング:42問正解(50問中)
- リーディング:42問正解(50問中)
- ライティングは不明
ということで、リスニングとリーディングはともに84%の正答率でした。
リスニングは聞き取れない部分も結構ありましたが、英検1級で鍛えた正解への嗅覚が発揮されたようです。
6割(180点)以上のスコアで6級の能力を有していると判断されるようなので、恐らくそのレベルは到達できるでしょう。
しかし、課題も明確になりました。
6級を受ける人がみなそうだと思いますが、課題は文法と作文です。
ちなみに読解は、日本人にとっては易しいです。なぜなら漢字が分かるから。
中国語学んだことがない人でも結構点が取れるのではないかと思ってしまいます。
例えば「藻」って出てきたら、あぁ「藻」ね。って日本人ならすぐ分かります。
だけど、漢字を使わない外国人からしてみたら、「藻」ってむずくないですか。
一方、文法については、間違っている文を選ぶ問題があって、これが万国共通で激ムズです。
答え見れば、うん、まぁ、そうかもね、と思うのですが、自力で明確な根拠を基に回答するのはかなり厳しいです。
あとは、作文も難しいです。作文というより要約ですね。
1,000字のストーリーを10分で読んで、35分で400字に要約するというテストです。
メモなどは禁止されているので、自分の頭の中で物語を展開させ、それを35分で的確に再現するというゲームです。
なかなか面白いテストだと思いますが、それを中国語でやれと言われたら簡単ではありません。
どうしたら要約がうまくできるかについてちょうど今学習を進めているところです。
この部分については日本語の教材がほとんどありません。
やるとすれば過去問を全部揃えてその文法問題と作文問題をやりこむ位しか方法はありませんが、体系的な学習にはなりません。
そこで中国で売られているテキストを使って対策をしています。
なんか小学生の教科書みたいな感じですが、これでもHSK最高級です。
21天(日)もないので、10天で征服したいと思います。
間違い探しと要約は中国のテキストを使うしかありません。
3冊位読めば大体どうすればいいかわかってくるはずです。
ということで試験まであと10日位しかありませんが、文法と作文の勉強を集中的に頑張ろうと思います。
引き続き将来のために英語と中国語の学習を頑張っていきます。