先日アッパーマス層(総資産3000万円)に一瞬到達し、それからまたマス層に舞い戻ってきました。そして、6月の給与やら配当金の収入を合わせてようやく総資産3000万円に到達できました。
内訳はこんな感じです。括弧内は先月の履歴です。
資産の部
- 預金:4,492千円(5,213千円)
- 株式:25,168千円(23,614千円)
- 債券:550千円(550千円)
- 合計:30,210千円(29,377千円)
負債の部
- なし
レート:
- ドル:112.44円(110.7円)
- 人民元:16.57円(16.3円)
先月のバランスシートはこちら
全資産のうち株が占める割合は83%です。通貨は米ドルが77%、日本円、人民元、香港ドルが23%です。
6月はシスコに10000ドル投資したので、その分株比率が増え、現金が減っています。また、先月よりも株高、円安に動いているのでその分もプラスとなったようです。
こうして、晴れて3000万円の大台に到達することができました。
なかなか感慨深いものがあります。もちろん、3000万円というのはお金持ちから見れば、小銭のようなものなのでしょう。
しかし、私のような平民からすれば大金です。
しかも、普通のサラリーマンが幾多もの不条理と絶望を乗り越えて積み上げてきた資産だからこそ価値があります。この資産は、私の命と時間と引き換えに手に入れた血と汗と涙の結晶です。
10年前の私にはこれほどの資産を築けるとは到底想像もできませんでした。タイムマシンに乗って、過去の自分にいってやりたい、「どんなに辛くともこのまま生きなさい、そうすれば31歳で3000万円の資産を手にするでしょう」と。
もちろん、資産が3000万円超えたからといって私の生活に著しい変化が生まれるわけではありません。
そう、すべては自己満足の世界。
何はともあれ、自分で目標を定めて、それを達成するために日々試行錯誤を重ねて、失敗と成功を繰り返し、それがようやく到達できた。
たとえそれがだれの役に立たないと思われたとしても。ただの自己満足にすぎないとしても。そのゴールにたどり着くまでのあらゆる経験が必ず自分の糧となり、いつしか役に立つときがくるでしょう。
しかし、資産が増えれば増えるほど、ある一つの問題が現実味を帯びてきます。
サラリーマンいつまで続けるの?という問題です。
ブログを始めた当初は35歳5000万円を目標に掲げました。しかし、これは私にとってはかなりハードルの高い目標だということが分かってきました。5000万円という金額を貯めることではなく、35歳までサラリーマンを続けることの方が難しいのです。
私は31歳独身のサラリーマンです。養わなければならない家族がいません。彼女もいません。そんな境遇にあると、私がサラリーマンをこのまま続ける理由が見当たらなくなってきます。最近会社行く前に日々自分に問いかけています。
「もし今日が人生最後の日だったら今からしようとしていることをするだろうか」
答えはノーです。少し生き方を見直してみようと思います。