あなたはA派ですか、それともB派ですか?
もちろん血液型の話をしているわけではありません。ロイヤルダッチシェル株の話をしています。
私はロイヤルダッチシェル株を保有しており、配当は株でもらうようにしています。しかし、読者の方からご指摘いただき、スクリップ配当狙いだったらRDS.Aの方が利回りがよくなるんだよ、ということです。いったいどういうことのなのでしょうか。
RDSAとRDSBの違いについてはこちらに詳しい説明があります。
肝心なところを簡単に言うと、RDSAはオランダベースなので源泉徴収税15%かかるが、RDSBはエゲレスベースなので源泉徴収税が0%なんです。配当金額は同じだから、RDSBの方が得なのは、算数が小学生レベルの私でもなんとなくわかります。
RDSAは15%の源泉徴収されますよの図
ところが、配当をスクリップ(株)で受け取る場合、15%課税がないらしいです。頭の良い方ならそれでもRDSBも一緒だよね、とすぐに突っ込むでしょう。それが違うんです。何が違うかって。
RDS.AとRDS.Bの違い
分かりましたか?
価格が違うんです。価格が違うのに配当金が同じなのです。同じ配当金が出るなら安い方がいいですね。ちょっと計算してみましょう。それぞれ1万ドル買うと、どの位の差になるのでしょうか。(小数点第一位四捨五入)
- RDS.A:10000÷54.75=183株
- RDS.B:10000÷56.51=177株
RDS.Aの方が6株多く買い付けることができます。これで配当金額が同じですから何が起こるかというと、、
- 6株×0.94USD=5.64USD
1万ドル投資してスクリップ配当を選択するなら、四半期毎に5.64USDほどRDS.Aの方が利回りが良くなります。
海外のブログを参考にしてみるのも勉強になります。
いかがでしょうか。
RDSBからRDSAに乗り換えて実験してみようと思い始めました。いろいろな発見があって面白いですね。これからも勉強を続けていきたいと思います。