久々のトライフェクタ

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久々のトライフェクタがさく裂しました。

みなさんがご存知の通り、私が最も好きな英単語はトライフェクタです。トライフェクタとは、ダウ、ナスダック、S&P500の3指数が記録更新することを指します。トライフェクタの時は決まって私の株資産が最高値を更新するので大好きなことばです。お金が増えるのが嫌な人はいますか。いたら手を上げてください。はい、いませんね。

北朝鮮がまたミサイルを放ちました。それでも米国株はそれほど大きな影響を受けなかったようです。私のポートフォリオの大半を占めるVTIは、135.30ドルと最高値を更新しています。

ここのところシスコも堅調です。

ダウの子犬がダウを凌駕するという都市伝説がありますが、私はそれを検証するプロジェクトに携わっています。しかし、今まで一匹たりともダウを上回る犬がいませんでした。むしろ大幅に下回る犬ばかりです。これじゃダウの子犬じゃなくて、ダメな子犬だな、ははは、なんて肩を落として笑ってたところです。

しかし、シスコはダメな子犬の中で唯一ダウ平均をアウトパフォームする優良犬に成長しました。そのほかの銘柄も全体的に上昇し、私の株資産は初めて22万ドルを超えました。GEとフィリップモリスがやらかしてますが、ほかのメンバーが健闘してくれています。

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広く分散されたポートフォリオを保有することは、精神面で重要な役割を果たします。VTIを保有することもそうですが、私の個別株ポートフォリオは、業種別にも(たまたまですが)分散されています。

  • GE(資本財)
  • Verizon(通信)
  • Phizer(医療)
  • Coca-Cola(消費財)
  • Cisco(IT)
  • PhilpMorris(消費財)
  • HSBC(金融)
  • RDSB(エネルギー)

FANGを一つも保有してないんだね、と思われるかもしれませんが、VTIに投資すると結構な割合でFANG株を保有していることになります。

VTI Top5
  1. Apple
  2. Microsoft
  3. Google
  4. Facebook
  5. Amazon

だから、たとえ個別株で保有していないアマゾンやグーグルの株価が上がっても、「VTIで保有してるから全然悔しくないもんね」と言い聞かせることで心の平静を保つことができます。

実は長期投資をする上で結構大事なのは、このようなメンタル面の管理だったりします。アマゾンがどんどん上がり続けていくのを横目で見ていると、だれしもつい購入してみたくなる衝動に駆られます。しかし、その衝動に任せて売買すると、その先に待ち構えているのはぐちゃぐちゃのポートフォリオと無駄な購入手数料です。

だから、その衝動をいかに飼い慣らすかが肝要です。その方法は人それぞれですから、自分で経験して編み出していくしかありません。それは強靭な忍耐力や精神力かもしれませんし、幅広く分散されたポートフォリオかもしれません。それを知るにはやはり実践で身につけるしかないと思うのです。

長期投資で成果を上げられる人は、やはり才能がある人たちだと私は考えています。誰でも成功できるわけではありません。成功者の中には「インデックス買ってほったらかしにすればいいんですよ」と言う人もいるでしょう。

しかし、何よりも難しいのがその「ほったらかしを続けること」なのです。つまり、長期間ほったらかすことができるのも立派な才能の一つです。投資で成功するには、自分で決めたことを長期間続ける才能が必要なのではないでしょうか。