ものすごい風圧で目を覚ましました。今週の状況です。
- 今週:233,885.35USD
- 先週:243,833.80USD
- 差異:-9948.45USD (-1,095,374円)
為替レート:ドル=110.11円 人民元:17.44円
パフォーマンス比較(先週のリターン)
- Dow:+24.35%(+29.69%)
- VOO:+17.90%(+22.64%)
- VTI:+17.43%(+22.05%)
- PPP:+8.22%(+15.31%)
- 個別株:+7.01%(+12.08%)
- ダウの子犬:+5.71% (+10.17%)
というわけで、前週比で9948ドル減りました。10000ドルぴったりが勝者だとすれば、かなりいい線いってます。
しかし、そんなつまらない冗談を言っている場合ではありません。一週間で110万円もの資産が吹き飛んでいるのですから。給料4ヶ月分がこの一週間で消えましたよ。
この衝撃に耐えるには、適度な運動と十分な睡眠、バランスの取れた食事がかかせません。さもなければこの残酷なマーケットの恰好の餌食となります。
これが全財産を株に投じるものの宿命です。先日、頂上が見えないジェットコースターに乗っているような気分だ、と言いました。いつ下降を始めるか分からないドキドキを味わっている、と。
そして、頂上にたどり着き、ようやくその下降が始まったようです。絶叫マシーンの醍醐味であります。
久々に味わう猛烈な風圧。
絶叫マシーンが楽しいのは、それが安全であることをみんな知っているからです。しかし、「三回に一回レールから外れることがあります」なんて言われたらだれも乗りたくありません。正真正銘の絶叫マシーンと化すからです。
株式投資というのは、それに近いものがあります。それが安全だという保証はどこにもありません。気づいたらレールから外れていて真っ逆さまに降下してたなんてことも十分にありえます。それでもなぜ絶叫マシーンに乗ろうとするのか。
それは大きな見返りがあるからです。このマシン乗り続けているとうまくいけば、神々の領域に足を踏み入れることができるらしい。民衆はそのわずかな希望を胸に託し、マシーンに乗りこんでいく。
しかし多くの民衆は、基礎体力の欠如または神経衰弱により無情にもマシンから振り落とされてしまいます。たとえそれが楽園の一歩手前だとしても。
問題は絶叫マシンに乗り続ける筋力と勇気、並外れた精神力、そして卓越した心肺能力があるかどうか。
全ての条件が揃った時、民衆は神々の領域に足を踏み入れることが許される。
株式投資とはそんな夢と希望を乗せたマシンだと思っています。
安全バーはしっかりと降ろされている。
体調も申し分ない。
脈拍も安定している。
あとは振り落とされないように、しっかりとしがみついているだけだ。
不安でたまらない投資家のみなさんも安心して見ていてほしい。
きっと僕の方が損をするだろうから。