私はラグジュアリーなので、ラグジュアリーカードを保有していますが、このカードの特典の一つは東宝シネマズの映画を無料で見れることです。
もちろん、何十回見ても無料になるわけではなく、ステータスによって月に無料で見れる回数は異なります。
最上級のゴールドは月3回、ブラックは月2回、私の保有するタイテイニアムは月1回です。
タイテイニアム?あぁチタンのことね。
僕は海外生活が長いからつい正確な発音が出ちゃうんです。中国だけど。
ちなみに一番ステータスの低いタイテイニアムカードの年会費はたったの54,000円です。
しかし、そのうち半分くらいは映画代で元が取れます。具体的に言うと25,200円分です。
1,800円×12か月=21,600円、さらにシネマイレージで6回に1回無料になるので合計14回分が無料で見れます。悪くないですね。
しかし、デメリットもありました。それは毎回担当デスクに電話して予約しなければならないことです。
「すいません、『ファンタァスティック・ビィストと黒い魔法使いの誕生』が見たいんですけど」
っておじさんが電話するのはなんだか気色悪くないですか?
だから、自分で予約できたらいいのにってずっと訴え続けていたらサービスが変更されました。
ご好評いただいております本サービスですが、当該受付デスクの営業時間や、お客様ご自身のタイミングでの予約を希望されるお声を多く頂戴いたしました。
2018 年12 月1 日(土)から、以下のとおり受付方法を変更いたします。
受付方法の変更に際しまして、お客様皆様には、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご協力のほどお願いいたします。
2018 年11 月30 日(金)まで:
TOHO シネマズ、プライオリティ・パス受付専用デスクでの電話受付
2018 年12 月1 日(土)5:30A.M.以降:
Luxury Card Onlineでのエントリー方式
*エントリーいただいた翌営業日に、ご自身でのご予約に必要な情報をご登録のE メールアドレスにお送りします。*万一該当期間のチケット規定枚数を超えてしまった場合は、その旨をEメールにてお知らせいたします。
うん、すばらしいね。よし試しに予約してみようとルールを読みました。
ほうほう、ステータスによって申し込みできる期間が限られているのか。
タイテイニアムカードは1日~5日ね。なるほど。今日は何日かと言うと12月9日だ。
はい、終了。
即コンシアージュに電話だ。
「すいません、映画優待の件でお伺いしたいのですが、、、」
「はい、どのような内容でしょうか」
「12月から映画優待のエントリー方法が変わりましたね。よく見ると、タイテイニアムカードのエントリー日は1日~5日になっています。これはエントリー期間を逃すと、次月のエントリー期間まで待たないといけないという理解で良いですか?」
「左様でございます、あくまでご自身で予約が可能なTCチケット番号を発行するエントリーでございまして、その期間中に映画を予約するというわけではございません」
「なるほど(そらそうだろうよ、月初に当月の映画鑑賞スケジュールを決めるやついるかよ)」
「数にも限りがございまして、、今月は12月3日で受付が終了してしまいましたのでお申込みの際はご注意ください」
「あぁそうなんですね、分かりました。申し込みするときには気を付けます。ありがとうございました」
はぁ、、、全てが分かりました。
このサービスは改悪です。私の見立てはこうです。
「映画優待はコストが思いのほかかかっていて採算が合わない。もし会員がフル活用し始めるとかなり厳しい。さすがに優待回数を減らしたり、中止にするのは反発が強すぎる。そこで、このサービスに対する不満を改善する体で、優待の絶対数を制限してしまおう。我ながら天晴な妙案じゃ」
甘いね、甘すぎるよ。僕の明晰な頭脳を持ってすれば一発で見抜けるよ。
ということで非常に残念な結果となりました。この調子で行けば毎月一回必ず見れるというわけではなくなります。申し込みが間に合わない、または申し込み忘れによって当月の映画が見れなくなります。
このカードの魅力が減退しました、とはいえ燦然と輝くカード券面はやはり美しいです。
でも年会費払わなくてもカード没収されるわけではないからね。使えないだけで。
「退会後ははさみでカードを切ってください」と言われても絶対無理。そんなことできるはさみ持ってたら超危険。熔かしてくださいとか言われるのかな。
来年も継続するかはじっくり考えようと思います。