33歳の米国株投資日記

生き方を変えよう

「わたくしが旅から学んだこと」の感想文

兼高かおるのわたくしが旅から学んだこと (小学館文庫)を読みました。最近のニュースで兼高さんの存在を知り、本屋でこの本を見つけて早速読んでみたのですが、その内容に僕はとても励まされました。

わたくしが旅から学んだこと (小学館文庫)

わたくしが旅から学んだこと (小学館文庫)

 

90歳で亡くなったということですが、上の写真を見る限り80歳を超えていてもとても綺麗です。素敵な生き方をすると外見も素敵になるのでしょうね。

兼高さんをご存知ない方のために以下に簡単な略歴を書いておきます。私もこのテレビ番組は知りませんでした。

1959年から1990年まで31年間続いた大人気テレビ番組『兼高かおる 世界の旅』で、ナレーター、レポーター、ディレクターなど、何役も務める。取材した国は約150か国にものぼり、「私の人生のほとんどが仕事であり、旅だった」と今著者は振り返る。

わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

もしかしたら兼高さんが僕の同世代として今の時代を生きていたらとんでもないブロガー&ユーチューバーとして君臨していたかもしれません。

今回の記事では、特に印象に残った個所を三か所引用して紹介したいと思います。ちょっと長くなってしまうのですが。。

サラリーマン生活に疲れた、ちょっと一休み中、独立したい、でも漠然とした不安も抱えている、そんな僕とあなたに響くこと請け合いです。

目次

 

人生三分割

人生。

最初の3分の1は、あとで世の中の役に立つようなことを習う。

次の3分の1は、世のため、人のために尽くす。

残りの3分の1は、自分で好きなように使う。

わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

人生100年時代。僕は今33歳です。まさにちょうど3分の1。

学生時代の勉強もそうですが、サラリーマンも自分にとっては貴重な勉強でした。

確かに辛いことや腑に落ちないこともたくさんありますが、日々の業務から学ぶことは多く、若いうちから海外で働く経験を積むことができたのは収穫でした。

振り返れば、短期間でいろいろやりすぎたのかもしれません。その反動が一気に噴出した感は否めません。それでも濃密な10年間だったなと思えます。良い勉強になりました。

ファーストステップは終了。セカンドステップを踏み出す時がきました。

心を休めた時に頭は動き出す

日常生活から離れたとき、頭は動き出し、いいアイデアも生まれる。

現代の日本人は働きすぎ、忙しすぎです。与えられた仕事に自分の時間とエネルギーをほとんど費やし、疲れ切っています。これでは発想の芽に光を当てる暇さえありません。

現在の生活では、ぼけっとして心を休めるのには3日くらいの休みではダメです。

休日後、あれをしなければこれをしなければ……と休み中に考えているうちは本当に頭が休まらない。

これは本当にその通りです。

以前記事にも書きましたが、僕は会社に自分の時間を侵食されるのが嫌でした。どんなに旅行や趣味を満喫していても、ふとした時に会社が自分の時間に忍び込んできます。

「この休みが終われば、また会社か。。。」

それだけで大切な時間が台無しになってしまうのです。

兼高さんの言う通り、たまには会社や家のこと、普段の生活のことを考えずに済む環境に身を置くことが大切です。それは3日の休みとかいうレベルではなく、この本にも書いてありますが、3週間とか必要になってきます。

定期的にそのくらいのまとまった時間が取れる働き方が理想的です。そうして初めて、普段思いもよらないアイデアが浮かぶものです。その方が長い目で見れば、会社にとっても自分にとってもメリットが多いような気がします。

 

42歳定年説

60歳になって「定年です、あとはご自由にどうぞ」と言われても残り時間はあまり長くありません。でも、42歳だったら、会社に残ってもいいし、自分がやりたいことをやってもいい。まだまだ持ち時間はたっぷりあります。

なぜ、42歳なのかというと、大卒で就職して20年。まだまだ働き盛りな上、いろいろな経験をし、会社の欠点も目に付いてくるころです。自分だったらこうする、ああするという気力も体力もある。ここで会社を辞めて、一本立ちするのもいいでしょう。

こういう暮らしをしたら、それほど経済的には豊かではなくなるかもしれません。でも、心の豊かさは得られるのではないかと思うのです。

豊かさの指標をそろそろ変えてもいいころではないでしょうか。

わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

僕が思うサラリーマンのデメリットは、日々の時間に占めるウェイトが大きすぎることです。平日はほとんど毎日仕事漬け、休日も会社で働くために最低限用意されているというような生活です。

これってなんかおかしくありませんか?まさに資本主義の罠に嵌っています。

株式投資をしている方ならピンとくると思いますが、自分の時間という大切な資産をたった一つの会社に集中投資しているのです。

株式投資では分散投資を説きつつ、自分の時間は一つの会社に集中投資する。

なるほど、時間を一つの会社に集中投資しているから、せめて金融資産は分散投資しようということですね。

でも僕は時間も分散投資すべきだと考えます。

その方が人生を楽しめるような気がするし、長い目で見れば株の分散投資と同じ道理で安全だと思うからです。

趣味でやってたことが思わぬ形で自分を助けるなんてこともあるでしょう。そこでの人脈や知識、専門技術などが活かされる環境が今の時代には用意されています。

だからと言って衝動的に退職したり、起業したりするのは、それはそれで極端ですが、将来を見据えて貴重な時間をどのように配分するかは、常に考えておきたい課題です。

ちょっと長くなってしまいました。

引用も多くなってしまいましたが、これらの文章に僕はとても感銘を受けました。

特に昨年サラリーマンを辞めたばかりで、将来の不安がないかと言えばうそになります。

でもそんな僕に兼高さんはやさしく語りかけてくれているような気がするのです。

「大丈夫よ、あなたの生き方、間違ってないわよ」

わたくしが旅から学んだこと (小学館文庫)

わたくしが旅から学んだこと (小学館文庫)