先日、英検の合否結果がわかりましたが、郵便で正式な個人成績表が届きましたので、前回の反省及び今後の勉強方針を考えてみます。
大問毎に正答数と学習アドバイスが書かれていますが、当たり障りのない抽象的な内容なので、もう少し自分なりに具体的な勉強方針を策定してみることにしました。
目次
Reading
単語
やはり大きな課題は語彙です。これはまず英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)をすべて暗記(する勢い)で対応します。
先日の記事でKindleアプリで使えそうな機能があったので、それをうまく活用しながら学習を進めていきます。
次回までに全部暗記(する勢い)でどのくらい得点が伸びるか検証します。余裕があれば他の単語帳にも(無理のない範囲で)取り組んでみます。
候補は以下二冊です。
キクタンはキンドル版もあるし、音声もアプリで無料ダウンロードできるので使い勝手がよいです。
あとはこの英単語問題集もよさそうです。というかジャパンタイムズのこのシリーズの参考書はかなり良いと思います。
読解
正答数だけで見ればまぁそんなに悪くないのですが、後半に集中力が切れて文章の意味が取りにくくなりました。正直ほぼ勘で正解していたものもあります。
これは英文を読む習慣が最近ほとんどなかったからだと思います。ですから、日々の読書の中に英語の本を読む習慣を取り入れてみようと考えています。
以下が最近興味がある洋書です。まずはどれか一冊買って読んでみます。

Factfulness: Ten Reasons We're Wrong About The World - And Why Things Are Better Than You Think
- 作者: Hans Rosling,Ola Rosling,Anna Rosling Ronnlund
- 出版社/メーカー: Sceptre
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: ハードカバー
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Thank You for Being Late: An Optimist's Guide to Thriving in the Age of Accelerations
- 作者: Thomas L. Friedman
- 出版社/メーカー: Picador USA
- 発売日: 2017/10/24
- メディア: マスマーケット
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Homo Deus: A Brief History of Tomorrow
- 作者: Yuval Noah Harari
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2017/03/23
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: Kazuo Ishiguro
- 出版社/メーカー: Faber & Faber
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: ペーパーバック
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Listening
リスニングも思ったよりも聞き取れたつもりだったのですが、詰めが甘かったです。
問題の質問が印刷されていないので、選択肢から推測する練習や短時間で問題をさばいていくのは練習が必要と感じました。
タイミング外すとあたふたします。
英語の聞き込み+問題集を使っての演習が必要です。1級向けなら以下の参考書がよさそうなので、試験前にはこれをやってみるつもりです。

(CD-ROM1枚&無料音声DLつき)最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇 (英検最短合格シリーズ)
- 作者: CEL英語ソリューションズ,ジャパンタイムズ
- 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2018/05/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Writing
ライティングは時間切れでしたが、昇天した割には点数が取れていました。とりあえずだめなりにエッセーの形式は守ったことがよかったのかもしれません。
もう少し時間を確保して、内容に厚みを持たせることができれば、もっと得点は上がるはずです。
大事なのは、想定されるトピックに対し、自分の型をある程度用意しておくことです。
このためさまざまなトピックのインプットを増やして蓄えておく必要があります。
例えば、オリンピックを東京に招致したけど正直、自分賛成?反対?
こんなトピックに対して即座に3つの理由を挙げて、それを理路整然と説明しなければいけません。お分かりの通り英語以外の能力も問われてきます。
二つまではいけるんやけど、三つ目があかんのよ。

(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
- 作者: ジャパンタイムズ,ロゴポート
- 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2016/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書では、エッセーのBodyに使えるコンテンツブロックが212個収録されており、30題の例題がついています。
さらに30題の模範解答は賛成/反対の二種類が用意されているので、自分のアプローチに近い方を参照しながら最適化できます。
このコンテンツブロックを全て頭に叩き込めば、おそらくどんなジャンルのトピックでも対応できるでしょう。以前に紹介したことのあるこの参考書も同じ理由でおすすめです。

速読速聴・英単語 Opinion1100 ver.2 (速読速聴・英単語シリーズ)
- 作者: 松本茂、Robert L. Gaynor、Gail K. Oura,松本茂
- 出版社/メーカー: Z会
- 発売日: 2017/03/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さすがに丸暗記していくのはハードルが高いので、僕はひたすらシャドーイングして、音声と完璧にシンクロできるようになるまでトレーニングしています。
これならそこまで時間が取られませんし、反復数を増やせば思いのほか頭にも残ります。また、この練習は二次試験のスピーキング対策にも有効です。
各分野において、賛成、反対それぞれどんな意見があるか、どんな表現が使えるかに主眼を置いて、アウトプットの種を増やしていくイメージでしょうか。
毎日最低1ページ(4パッセージ)できれば、53日で1周できます。1ページ30分もあれば十分なので少し余裕があるときは2~3ページ進めることもできるでしょう。
だから僕の今の発話量は英語が9割以上です。何なら日本語話さないときすらある。話し相手いないからね。
ただし、ライティングでは正しくスペルを書く必要があるので、試験前は、エッセーを書いて、正確に単語を書けるようにしておくことも大事です。
まぁこんな感じで自分なりの勉強方法を考えてみました。
次回までに二か月半くらいあるので、上述の勉強法を実践して、次はどこまで点数が上がるか見てみようと思います。